毎日身の危険を感じるほどの暑さですね。
みなさま、暑中お見舞い申し上げます。
暑い暑いと言いながら、
家庭菜園の朝晩の水遣りと手入れで
UV対策をしても、すっかり
陽に焼けて真っ黒な今日この頃。
それでも、毎日何かしら、
トマトやピーマン、キュウリやネギなど
ボチボチできてくるので、
楽しくて仕方ありません（＾＾）
年によって不作のものとか、
豊作のものとかありますが、
年数を重ねていくと、
色々気付きがありますね。
安定して高品質の作物を毎年
作り続けている農家さんたち、
本当にすごいな、と思います。
土に触れていると、
日々色々ある中でも、
私は、この土とともに生きているし、
この先も生きていくのだ、ということを
思い起こさせてくれます。
リセットするには、土や水など、
できるだけ自然に触れるのが一番です。
我が家には庭がないので、
プランター栽培なのですが、それでも
植物たちが太陽と風を受けながら、
季節とともに成長し、実らせ、
やがて枯れていくそのリズムに、
何やら自分を取り戻させてくれる
安心感を感じるのです。
時を逃せば、生育にも影響するし、
天候が不順であれば、それもものすごく
実りを左右します。
一方で、想像を越えて勝手に繁茂したり、
諦めていた苗が復活するとかもあったりして、
生き物の生命力への驚きと信頼が
私の日常をとても豊かなものにしてくれます。
人間のコントロールの限界と、
それを超えた力を間近に見せてくれるのが
生き物を育てるということで、
奢ることなく、信頼して、愛を注ぐ体験
というのは、なんと豊なだのだろうと
つくづく思います。
そういう感覚は、私のセッションでの
クライアントさんとの関係性の中にも
通じるものがあって、
信じて待つとか、まだ表れてはいない
可能性を読み、励まし、それが開いていく
道筋を整えていくことは、
種を蒔いて芽が出るとか、花芽がついて、
実が膨らんでいく喜び、
伸びていく茎に支柱を立て、
枝をひもで誘引し、
水や肥料を遣る日々とも重なります。
以前に比べて、可能性を信じて待つという
スタンスが取れるようになったのも、
この仕事をしてきて出会った方々のお蔭で、
私がお伝えし、働きかけ、注いできたもの
以上のものを与え、返してくださったこと、
何と貴く、美しいものを見せてくださったのかと
ただただ感謝なのです。
そうしたみなさんの内から現れてくるものが
何であれ、たとえそれがヘドロのように
見えるものであったとしても、
それが次の瞬間、
ダイヤモンドに変容するかもしれない
という錬金術が起こるのも、
この世界です。
だから、決めつけないで、
常に自分を可能性に開いておくことを、
忘れないでいようと思うのです。
そして、自分がどれだけ
その可能性を見て、意図的に錬金術を
起こすことができるのかも、
人の心の深いところに触れる
立場にある者にとっては、
器であり、力量と言えるでしょう。
自分に何ができるのか、
クライアントさんに向き合うたびに
毎回、毎瞬が未知なのですが、
ただ、その未知に対峙し続けられる
自分で居ようと、いつも心しています。
その方の未知の可能性がスパークしていく
その瞬間に立ち会える仕事を
させていただいていることは、
本当に幸せだな、と思います。
ご縁のみなさま、ありがとうございます。
これからご縁をいただくあなたにも、
お会いできる日を心待ちにしています。
まだまだ暑い日が続きそうですね。
しっかり体力をつけて、
心に清々しいものを抱いて
お過ごしください。
この世界が、よきもので満たされ、
生きとし生けるものすべての命が
輝く世界となりますように。