夜、頭が冴えて眠れなかったので
セルフワークをしていました。
暗闇の中、目を閉じて
ベッドの上に座って
じっと自分のエネルギーを
読んでいたのですが、
そうしていると、
私は随分、色々なものに
責任転嫁をしているな、
ということが見えてきました。
それらの責任転嫁してきたものを全て、
自分自身に正当に引き戻そう、
と決めました。
たとえそれがどれだけの重荷で、
苦しかろうと、そもそも
他者に押し付けるのが筋違いなのだから、
筋を正す、と決めたのです。
具体的な事々はわかりませんが、
エネルギー的に不調和が起こっているのは
見て取れるので、
今この自分の在り方によって、
軌道修正をかけていきました。
すると、体の中であちこちのエネルギーが
わさわさと掻き立てられては動いていました。
そういう動きの中で、
狡さに紛れて入り込んでいた
自分ではない、よからぬ者の気配も
ちらちらよぎっていました。
私が責任転嫁をやめたことで、
入り込む隙がなくなり、
いられなくなっていくつもの
そうした影が出ていきました。
それからさらに、
どういう経緯だったか忘れましたが、
今まで赦せずにいたものを
全て赦そう、と思いました。
自分の中で、どうしても赦せずに
ここまで抱え込んできたもののすべて、
今生のも、他生のものも含めて、
自身の感情なども引き受けるべき
責任はすべて引き受けて、赦す、
と決めたのです。
もう、自分が被害者になったり、
誰かを加害者にするストーリーにも
飽きたし、その役柄に引きとどめておく
ことにも、十分に倦んだので、
どれだけひどいことをされたのだとしても、
被害者にならない、誰も加害者にしない、
自身に起こったことを、ただ引き受ける、
と決めました。
すると、さらにまた体の中で
しぶとく引っかかっていた
ガチガチのエネルギーが
崩れ、変形しながら動いていきました。
自分で認識している以上に、
赦せないというその思いが
自身を呪縛していたのだと
わかりました。
赦す、と決めてもまだどこか
心に迷いや揺らぎがあるのも感じましたが、
それでも、私は赦すと何度も決め、
揺らぎを引き受けながら、
まだガツガツと引っかかるエネルギーを
しばらく受け止め続けていました。
そのように在りながらも、
少しずつ自分の中がクリアに、
晴れていくのを感じます。
自分もこれまで、
どれだけの存在たちに赦されて
きただろうか。
そう思いながら、
少しでも赦してくれた存在たちの
次元に近づけるようにと、
どこかで悶えている苦しさに、
鎮魂の念を送っていきます。
赦せないという思いがなかなかに
解きづらいのは、そこに自分以外の
よからぬ者の意図が絡んでくるので、
彼らが解かせぬよう働いている
というのもあるように思います。
けれど、確固たる意志は、
そうした者たちの意図を断固として
排除します。
自分がどうしたいのか。
それを、何者にも舵を取らせない
ことです。
心に隙があるほどに、
自分のエネルギーは純度を下げ、
自身の願いがどこにあったのかを曖昧に
ぼやかせてしまいます。
そういう状態にある人は、彼らから見て
実に操りやすい存在でしょう。
一通り、責任転嫁をやめて
赦すというワークをした後、
次に提示されたのは、
私のこの体、人生を通して
表れたがっている命の願いを生きる
ということでした。
これは普段から意識しているはずでしたが、
改めて向き合ってみると、
私ははぐらかしている、ということに
気が付きました。
命の願いを聞いてしまうことが、
面倒くさいというか、微妙に
聞きたがっていない自分がいたのでした。
聞いてしまったら、
動きたくないのに動かなければならない。
動きたくない、面倒くさい、
と思っているのでした。
その思いがあるのは事実なので、
嫌だという思いを受け止めつつ、
ただ、私はその願いを生きるよう、
自分を向けていく、ということも
決めました。
自分の決意が、どこまで
肚の底から出ているか。
揺らぎ、逃げているところはないのか。
じっと振り返りつつ、
純度を上げていきます。
普段、十分にやっているつもりでも、
アラだらけですね。
精進、精進。