人生を導く神なるものの意図と恩寵

他人のことはよく見えるけれど、
自分のことはなかなか見えない、
とはよく言ったもの。

日々様々なメッセージを
お伝えさせていただく中で、

自分自身の在り様について、
ハッとするような気付きを
いただくことがあります。

ものごとについて、頑なになりすぎて
自分の首を締めていないか。

相手の深い真意に隠された
愛に気付けるかどうか。

前向きに取り組んでいるつもりで、
実は諦め、心を閉ざしていないか。

自分自身の真のパワーを忘れ、
小さく縮こまっているのではないか。

自身の内に浮上した恐れから、
向き合い切れずに逃げて言い訳を
しているのではないか。

向き合い続けるほどに、
相手の姿に鏡のように
今の自分の在り様が映し出されて、

いつも、身の引き締まるような思いで
自分自身の姿勢を正されることが
しばしばです。

そんな中、在る方に注がれる
恩寵の深さを拝見して、
私にも、このような恩寵が
注がれていることに、
私は気づけているだろうか?
ということを思いました。

恩寵を注ぐ存在の視点から
今の私を見た時に、
どんな風に見えるだろう?
と思ったのです。

恩寵が注がれているといっても、
当人からしてみたら、
本当に砂を嚙むような苦しさに
身悶えすることもあります。

決して、心地良いことばかりが
愛の深さではないんですね。

それでも、その人が
その苦しみを越えていくことを
信じて疑わないからこその、
その恩寵なのです。

そんなところで立ち止まるな、
本物を掴み取れ!
さらに高みに磨き上げろ!
と、背中を押されているのです。

苦しい中にいる当人にとっては、
余計なお世話だよ、放っておいてくれ、
もうここでいい。これ以上の苦しみは
ごめんだ!とか言って反発しますが、

そんな反発程度で諦めるあちら側
ではないんですね。笑

あちらの辞書には、
諦めという言葉は無いようです。

私自身、何度も絶望し、
完膚なきまでに打ちのめされ、
放り出そう、離れようと思うと、

私にだけわかる確かな印によって、
切ることのできないつながりを思い起こされる
ということがあって、

実に不器用で、無様な歩みながらも、
未だにヨロヨロと歩み続けています。

あちら側にとっては、
格好良く歩むことにはまるで意味はなく、
無様だろうが不器用だろうが、
本人がただ、本物であることにのみ
意味があるようです。

そうした愛の鞭によって、以前は
かなりそっぽも向いていましたが、
今はもう少し心を入れ替えて歩み寄り、
我が在り様を振り返るように
なっていると思うのですが、

私の人生を導く神なるものの意図を
どこまで受け取り、応えているだろうか
と振り返ります。

今まで、様々な学びをしてきたけれど、
頭でっかちな概念で捉えている内は
本物にはなり得ません。

神なるものの意図を本当に
肌身で知って、慕う気持ちが
湧き出てくるのでなければ、
自身の真実にならないんですね。

そういう意味で、バクティというのは
霊的歩みの最初の入り口でもあり、
最後の絆でもある霊のエッセンスだと思います。

バクティによって、
無機的な知識としての教えは、
その人の中で生きた叡智となり、
あらゆるレベルで霊的な命を
起動させていきます。

だから、頭でっかちではダメだし、
愛を遠くから語るのでは足りず、
それを体現し生きるのでなくては
いけないのです。

今、なかなか本質をつかめずに
もがいている方も、
どうぞ諦めないように。

祈り、求め続けていかれますように。

中途半端なものを求めずに、
本当に欲しいものを恐くても求め、
逃げずに向き合い続けるように。

やがて、あなたの人生が
本物によって満たされ、輝くように。

この世界の、
生きとし生けるものすべてに祝福を。

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