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さて。
先日、ある新しいヒーリングメソッドの
体験会に参加しました。
さわりを聞いて、とても面白そうな
メソッドで、どうやって癒しているのか
その理論も興味深かったので、
まずは体験してみよう、と思ったのでした。
ヒーリングメソッドの体験をするのも
すごく久しぶりだったのですが、
一緒に参加され、その場で実践された
方たちは、見る間に身体的な痛みが
消えて、良くなっていたので、
素晴らしいな、と思いました。
で、今度は私の番になって、
数年来の腰痛を何とかしたい
と思ってやっていただいたのですが、
痛みが余計に強くなって、
その場では解消されませんでした。
けれど、その痛みを引き起こしている
要因がわかって、そこに意識を
向けていると、
忘れていた記憶とか感情とかが
浮き上がってきて、それに伴って
痛みがギリギリと強くなってきました。
確かに痛みは癒えなかったけれど、
反応しているということは
それが関係していることは
間違いないことなので、
これはこれで有意義だったと思います。
で、なぜ他の人は簡単に癒えたのに
私は癒えなかったのか、と考察してみると、
その先生もおっしゃっていたように、
抵抗があるのだと思います。
私はこんな仕事をしていますが、
すごくヒーリングが利きにくい質で、
それが故に人一倍、変化が遅いことで
葛藤がありました。
今思えば、だからこそ
人の心の奥を深く探求していく
ことになったし、そのことで
たくさんの宝物をいただいたので、
それも恩寵だったと思います。
そのメソッドでは、とても簡単に
問題の核心が分かってしまって、
簡単な働きかけで体に表れている症状が
消えるはずだったのですが、
私は何だかそれでは納得がいっていない
自分を感じていました。
気持ちのカケラ君の言葉で言うと、
もっとちゃんと受け止めて、知って、
応答してほしいのでした。
だから私にはそのメソッドは
有効ではなかったのですが、
そのメソッド自体が偽物だとか
言うつもりはありません。
現に、癒えて行っている人が
いるわけですから。
ただ、どんなメソッドも、
万能ではないわけで、
自分に合ったメソッド、
癒され方を見つけていくのが
大事なんだろうと思います。
自分が本当に嫌されたい方法を
ピンポイントで見つけられたら、
二度とぶり返さず、絶好調の状態に
なるのでしょうが、長い旅路になる
人もいますね。
そういう方は、その症状を通して
自分への向き合い方を学んでいる
のでしょう。
ハンデや短所がその人にとっての
人生を通してのテーマになっていて、
それがあるが故に、逃げようもなく
それに向き合わざるを得なくなる
ことがあります。
簡単にはいかないところに
丁寧に向き合うことで、
無上のギフトが与えられるということが
人生にはしばしばありますが、
それを呪って忌み嫌ってしまうと、
それはただの人生の重荷であり
障害物でしかなくなってしまいます。
どうやっても逃げられないところに
今生、絶対に逃げてはならないこと、
絶対に越えて行こうとしている願いを
設定しているのが人生です。
逃げられないのなら、
とことん向き合って、問い続け、
探究してみることです。
また、ヒーリングにも色々あって、
どのレベルにどこまでの働きかけが
なされるのか、
表面に見える結果は同じでも、
その奥が全然違うということがあります。
たとえば、
(ー)の状態に正反対の(+)を
ぶつけることで±0にする手法もあれば、
そもそも、(ー)自体を0にする
手法もあって、結果は同じような0
に見えますが、両者は同じではありません。
そして当然、癒された感覚も、
微妙に違うんですよね。
自分が求めているのはどういう癒しなのか、
よくよく自分と対話していくことです。
色々と気づきの多い体験でした。