この仕事を始めて
自分に向き合うという作業を続けてきて
繰り返し問われてきたのは、
どこまで自分の歩む道に
心を定めることが出来るか、
でした。
心を定めるというのは、つまり
覚悟ということですが、
今日はこれについて、思うところを
書いてみます。
少し前の記事で、
死ぬ気でやる、ということについて
少し書いたことがありましたが、
覚悟と言うと、とにかく
有無を言わさず無理やりにでも
やり通す、みたいなイメージを
持ってられる方もあるかもしれません。
けれど、それだと盲進なんですよね。
本当に覚悟できるのは
心に迷いがなく定まった状態で、
その時持てる全てをその一点にかける
わけです。
当然、逃げ道を持ちながら
覚悟などできません。
逃げ道を持ちながら
ものごとに向き合うときと、
逃げ道の一切を断って向き合う時、
何が違うでしょうか。
私の感覚だと、
そのものごとに向ける意識の密度が
格段に違います。
逃げ道がないので、
定めた方向に何としても
道を見出さねばなりません。
当然、深まり方が違ってきますね。
ものごとに向き合っているのに
深まらないというのは、
心が定まっておらず、逃げ道を
残しているせいかもしれません。
けれど人間、如何に豪胆な者であっても
迷いというのはつきものです。
覚悟の前に
心が定まり切らないのは、
まだ何かそこに己を定めるには、
腑に落ちない要素があるということ
なのだと思います。
そこで無理に振り切って
定めてしまうというのは、
ある意味、浅はかかもしれません。
何が腑に落ちていないのか、
軽々にその感覚に蓋をして
盲進する前に、見るべきものが
まだあるということなのでしょう。
その違和感、恐れや不安の正体を
注意深く見極め、統合していきます。
本当に腑に落ちたことなら、
心は明瞭に、すっと覚悟を定めることが
できるでしょう。
そのように、覚悟というのは
雑に諸々を飲み込み、抑え込んで
できるようなものではないのです。
丁寧に整えた心こそができるもの、
と思います。
在るべき時に、在るべき様に、
為すべきことを行う。
結局は、人生の必然の中で
それは起こるのでしょうが、
一朝一夕にできるものでもないな、
と思います。
自分の人生において、
何に心を定めることができるのか、
そこに嘘偽りが無いのか、
我欲に引きずられて見えなくなっている
ものがないのか、
常に問う中で、
ノイズの向こうの自身の本質に
触れて行くようになります。
逃げ道を断って自身の真実、本質に
近づいて行く時に浮上する
諸々の圧に耐えてどれだけそれを
見据えることが出来るのか。
そもそも見据える以前に
その混乱の中で我を見失う人が多いですね。
感情解放のセッションでは、
その辺り、うまく呼吸などを使って
そこに留まれるように誘導していく
わけですが、
サポートなく、
自分一人でここを切り抜けていくには、
それなりの意識密度を保っていることは
必要な気がします。
そうでないと、
心地良くないエネルギーの噴出する中で、
無意識にも楽な方に逃げていって、
核心にはまったくもって、迫ることは
できないでしょう。
覚悟する、というのは、
通常よりもさらに高い意識密度で
常ではないことに心を定めるということで、
飛び抜けた力を発揮しようとすることです。
その意識圧に耐えうる自分を
育てていくように。
そして、深く心を定めて、
正しく力を使うことができるように。
昨日の自分よりも、
一歩でも前に、自分を磨いて行きましょう。
というわけで、
今週の無料遠隔ヒーリングのテーマはこちら。
一切の逃げ道を断ってものごとに向き合える自分を育てていくよう最高最善に働きかける
参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」
をご覧になり、
ご理解のうえ2024年6月5日(水)17:00までに
https://ssl.form-mailer.jp/fms/58a4e94a725369
にてお申し込み下さい。
同日20:00より順次働きかけを行っていきます。
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