家族に、よく知りもしないのに
無責任なアドバイスをされて
神経を逆撫でされる、
ということが何度が続きました。
昔から、ちらっと見て上から目線で
余計な口を挟むところがある人
だけれど、
それができない状況だから、
こうしてできる限りの対処をして
やっているのに!と
沸々と怒りが湧いてきます。
その程度のアドバイスを
私が思いつかなかったりできない
とでも思ってるんだろうか、と
バカにされたようでムカつくんですね。
で、感情が沸き立った時には
これも何かのお知らせ、しかも
こんなに短期間に同じことが続く
ということは、はよ気付けよ、
ということなのでした。
家族に対して思うのは、
思慮分別の無さ、浅さで、
どうしてその人の置かれた立場、
状況に思いを致すということが
できないのか、ということでした。
家族が言うことは、一面、
そうかもしれないし、事情が無ければ
確かにその通りなので、
人によっては、その一言で
ハッと気づいて、それはそうだよね、
となるかもしれないのですが、
それを言うにはあまりにも無責任で、
言いっ放しの態度にカチンとくる
のでした。
しかも、こちらは別にアドバイスなんて
求めてないんですよね。
ホント、余計なお世話でしかないことに
横から口を挟んでくるのが
とても不快なのでした。
この人に言いたいのは、
人の人生の選択に、無責任に、
不用意に口を挟むのは止めてほしい
ということでした。
どうしてこの人はこういう態度を
取るのかな、というのを見るため、
この人の意識に入ってみました。
すると、自分の意識では
気づかなかったけれど、
なるほど、と思う理由がわかりました。
家族は、私が何だか大変そうにしている
のを見ると、心が重くなるようで、
ここまではまぁ想像もできましたが、
どうも、その責任が自分に在るように
感じてしまっていたようでした。
だから、その大変さを取り除いて
あげなくてはならない、となって、
横から口を挟んでくるのでした。
私からすれば、
いや、誰も頼んでないんだけど!
って感じなのですが、勝手に
責任を感じて、勝手に余計なことを
しているんですね。
私のものすごい不快感の原因は
これだったのか!と思ったのですが、
私は自分の責任において選択し、
実行しているだけなのに、
頼まれもしないのにその責任を奪って
引っ搔き回していくのが
我慢ならなかったのです。
そう言えばこの構図、
最近続けてあったことばかりではなく、
昔から何度も繰り返してきたな、
と思い至りました。
私もこれと同じことを
誰かにしてしまっている
可能性があります。
最近は、求められてもいないこと
に対してアドバイスを言うことは
控えるよう、気を付けてはいるのですが、
種は残ってるんですね。
勝手に人の責任を背負って
しゃしゃり出ていくという。。。
それも、親切のようでいて、
実は利己的なコントロールなのです。
ちっともその人の為じゃない。
だから、やられた相手は
とても不快なのです。
さて、構図はわかったけれど、
誰に対してどんなときに
それをしているか。
明確に気が付かなくてはなりません。
自分では、結構バッサリ境界線を
引く方だと思っているのですが、
そうではないときがあるんですね。
思い返せば、確かに思い当たる
節がありました。
そのとき、私は自分の心の動揺に
引きずられているのでした。
いつもはそこそこ引けている境界線も、
こういうときに揺らぐのですね。
他者に介入するよりも、
自分の本分を果たすことが出来るように。
精進ですね。