最近、ふと物や人とのご縁を振り返る
機会があり、時の流れの速さに
愕然とすることがありました。
5、6年位だろうと思っていた友人も、
余裕で10年以上のお付き合いだったり、
インドの神様のヤントラや神像をお迎えして
礼拝を始めたのも、8年以上経っていたりと、
なんだか時間の感覚がびっくりするほど
自分の意識とギャップがあって、
異世界に来てしまったような感があります。
昔から、年を取ると時間が速いとは
よく言われていましたが、
それにしても、これはいくら何でも、
という感じです。
この調子で行くと、
アッと言う間に気が付いたら
還暦を越えて古希になってしまう
のではないかとさえ思えます。
ここまで、積み重ねてきた歩みで
手応えを感じていることもあるし、
まだまだ探究していきたいことは
たくさんあるので、
うかうかしていられない、
気持ちを新たに引き締めていかねば、
と思うのでありました。
眠りこけていても、
いじけ、すねて反抗しながら
天に唾を吐いて生きていても、
本当に自分が欲しいものに正直に
最善を尽くして生きても
一生は一生。
今は、どこまで自分の可能性を開けるか、
毎瞬の挑戦を楽しむ日々です。
じっと自分自身に深く意識を向けると、
様々な課題や壁が見えてきます。
それに対して、自分なりに問い、答え、
またフィードバックを受け取り、
さらに問う、と言うことの繰り返しです。
そういう歩みが
仕事やプライベートにも直結していて、
それまでできなかったことが
できるようになっていたり、
到底気付けなかったこと、
わからなかったことがいつの間にやら
わかるようになっていたりすることが
多々あります。
ほんのつい最近まで、
自分の奥深くが眠りこけている
と言う感覚があったのですが、
今は、その領域はまどろみから脱した
感があって、今まで使えなかった
ところが使えるようになりました。
そのような自分で
クライアントさんに向き合うと、
またこれまでとは違った働きかけ方が
できるようになっていて、
セッションの流れもかなり
質感が変わったように感じています。
今までも、決して手を抜いていた
わけではないのですが、
精進、大事ですね。
一段深まったポジションが、
次へのスタート地点になります。
そのときは精一杯やっているつもりでも、
まるで意識にも上っておらず、
眠っている領域が、まだまだたくさん
あるでしょう。
肉体は、年を取るごとに衰えて行くけれど、
意識は、そんな肉体の制限を越えて、
どこまでも練り上げていける。
それが希望であり、喜びでもあります。
最近つとに、自分がこの肉体を去るとき、
どんな自分で在りたいかということを
思うのですが、
そう思いながら今の自分を見るとき、
やるべきことはまだまだあるようです。
どこまで自分自身の純度を上げて行けるのか。
その自分であるときに、
いかなる在り方をしているのか、
と言うのを見てみると、
未来の自分からのメッセージ、
導きが下りてきます。
そういう在り方が、
苦もなく普通にできるように。
自身のアベレージを上げていきます。
問題や壁があったとき、
その部分だけをどうにかしようとしても
なかなかうまく行かないことがあります。
そんなときは、引いてみた視点から、
もっと広い領域を総合的に使うようにすると、
動かなかったものが動くようになります。
チャクラでも同じようなことが言えて、
第三の目だけ開発しようとする人は
多いのですが、
そこだけ開いてもダメで、
全部を総合的に使えるようにならないと、
歪な使い方になるし、本当に有効な使い方は
できないでしょう。
この自分と言う存在の力を
いかに開発し、発揮し使っていくか。
取り組みの全ての段階に、
どれだけ向き合ってきたかが、
開き方、使い方の洗練を左右します。
力は真っ当な使い方をするほどに、
自分も他者をも豊かにします。
邪道に溺れ、自分も他者も傷つけて
自滅することの無いように。
光陰矢の如し。
人生を密度高く、充実させていきましょう。