今日は軽めに趣味の話でも。
私はあまり趣味と言えるものが
無かったのですが、
コロナが始まったころから
家庭菜園を始め、今では
結構はまりまくりです。笑
本当は庭があれば良いのですが、
都内の住宅故そんなスペースもなく、
代わりにベランダや屋上にここぞ
とばかりにプランターを並べて
色々な野菜や果樹を育てています。
観賞用の草木も好きですけれど、
収獲して食べられた方が
後々まで楽しいので、やっぱり
食べられる野菜や果物が中心です。
狭いプランターでも、工夫すれば
結構色々作れるもので、今では
20種類以上になりました。
ほとんどを種から育てているのですが、
土を良い状態にしてあげるのに
色々工夫します。
ホームセンターで培養土を買ってくれば
早いのですが、我が家では古い土を
コンポストして再生させているので、
それが結構面白いサプライズを生んでくれます。
植えてないのだけれど、
人参のプランターにトマトが芽を出していたり、
今年は蒔いてないはずの去年作っていた
品種のキュウリが育っていたり。
シソの種は細かいので、あちこちの
プランターから芽を出していました。
土を整えて種を蒔いて水をやり、
それぞれのタイミングで芽が出てくるときが
すごくワクワクします。
ちゃんと、蒔いたように蒔いたところから
芽が出てくるんですよね。
蒔いた時期が早すぎると、なかなか
芽が出なくて心配になることもありますが、
気長に待っていると、ちゃんとその
植物のタイミングで出てきます。
あんなに小さな種から、
それぞれ個性的な形の芽が出てくる
というのが、楽しくてたまらないのです。
蒔いた通りに出てくるのも、
蒔いた覚えのない芽が出てくるのも、
どちらも、人間と同じだな~なんて
思いますが(持ち越しの課題とか才能など)、
どんなに素晴らしい可能性を持っていても、
痩せた土や合わない水のやり方をしていては
うまく育ってくれません。
大きく甘く、美味しい収獲を得たい
と思うなら、それぞれに必要な肥料を
最適なタイミングで顔色をよく見ながら
世話をしてやる必要があります。
ときには、どうにもならない長雨や台風、
高温や低温、病害虫でダメになってしまう
こともあるでしょうが、
そういうのを経験すると、
スーパーでいつでも溢れるものが
いつでも買えるというのは、
当たり前じゃないのだし、
昔の人はどれだけ天候不順や病害虫を恐れ、
それが自身の生命に直結していることを
感じながら生きていただろうと
しみじみ感じるのです。
振り返って、
今を生きるこの自分には、
どんな種が蒔かれているでしょう?
そして、どんな芽が育っていて、
どのような枝ぶりで、実をつけている
でしょうか?
肥料や水やりは適切ですか?
自分と言うそのフィールド(土)には、
どんな種が眠っていそうでしょうか?
何を植えると、良く育ちそうでしょうか?
先日、自分のルーツを知ることの
大切さについて書きましたが、
それは現状の自分の可能性を知る
という意味で、欠かせないこと
だと思います。
痩せた土なら、適切な肥料を入れましょう。
ジャパをするとか陰徳を積むとかは、
人生のベースとなるところを豊かにする
肥料のようなものかな、と思います。
折角の可能性を食いつぶす害虫も、
取り除いてやらねなばりません。
その上で、
良因良果、悪因悪果と言いますが、
欲しい実りが得られるような
種を蒔きましょう。
それらの成長を慈しみ、楽しみ、
愛でながら育てられるようなものが
良いですね。
長い目で付き合っていくものですから、
まずは自分が楽しめることが第一です。
あなたの人生が、豊かで、
喜びに満ちたものでありますように。