人は、耐え難い辛さを感じている時、
その辛さを回避しようと、
様々な方法を駆使して
それを感じないようにします。
辛さの根本原因を
取り除ければ良いのですが、
状況に対処するには幼過ぎるとか、
様々な事情でそれも叶わないとなると、
内面的な方法で対処しようとします。
たとえば、
自分の感じているものに蓋をする。
感じる感覚を遮断する。
事実を捻じ曲げて解釈し、
悪意を無理やり善意にすり替えて
誤魔化す。
これくらいは当たり前で
皆そんなものなのだと思い込む。
自分の感じ方がおかしいのだと
自分の感覚を否定する。
様々な理由をつけて、受け入れ難いことを
無理やり納得させる。
などなど。
セッションで、色々な方から
お話を伺っているときに、
その時どんな気持ちでしたか?
とお聞きすると、
気持ちを答える代わりに、
本質を逸らして上記のような発言を
繰り返される方も少なくありません。
本人は全く無意識だと思うのですが、
本当に感じていることを、
在るがままに受け取れていない
サインなんですね。
普段、ご自身の心の内で、
無数にこういうことをされていて、
本当のことを生きることができない
状態になっているのです。
セッションでは、
そういうポイントをその都度見つけて、
すり替えたり、無理やり納得させて
蓋をしたりする前の、素の感情や感覚まで
戻していきます。
もしその納得させている理屈を
被せないでその出来事を受け取ったなら、
どう感じるだろう?などと問いかけて行くと、
収まらない感情が湧き上がってくるでしょう。
それが本当に感じていた気持ちです。
それをジャッジメントして蓋をする
のではなく、苦しいまま、不快なまま、
受け止めて行きます。
自分の本当の気持ちを自分が認めず、
受け止めないことほど
自分を傷つけることはありません。
自分を大事にするというのは、
まずはこういうところから始めるんですね。
本当は嫌だった、好きだった、
やりたかった、やりなくなかった、
して欲しかった、して欲しくなかったなど、
それを表現したところでどうにもならなかった
としても、自分でそれを受け止めたうえで
甘受するのと、受け止めずに無理やり
蓋をしてねじ込むのとでは、
意味が違います。
少なくとも、自分で自身の気持ちを
軽んじ、踏みにじるようなことをするのは
止めましょう。
そのような態度で自分に接してしまうと、
他者からそのような態度を取られる
ようになります。
この辺り、繰り返し書いてきていますが、
自分を大切にするという概念を知っていても、
具体的にどうすれば自分を大事にできるのか
わからない人が多いです。
自分を尊厳ある存在として
接しているでしょうか?
自身の尊厳を認めることは、
自身に真の力を取り戻すことの
第一歩です。
誰にも自身の尊厳を踏みにじらせない
と心に決められたのなら、その次に
自分の取るべき行動、ふるまいは
自ずと見えてくるでしょう。
そこから、自分の人生の責任を引き受け、
自分軸で生きて行く人生が始まります。
自分を大切にすることは、
我儘になることではないし、
自分を甘やかすことでもありません。
本当に自分を大切にすることを知るから、
他者の尊厳を認め、尊重するとは
どういうことなのかがわかるのです。
そこから、互いに自立した健全な
関係性を育んでいくことが出来ます。
やたらと他者を優先して
自分をないがしろにするのは、
健全な関係性とは言えません。
他者に求めるより先に、
まずは自分自身への接し方を
よくよく振り返ってみましょう。
というわけで、
今週の無料遠隔ヒーリングのテーマはこちら。
頭で納得させ、すり替え、蓋をする前の本当の気持ちに気づき、在るがままに受け止めるよう最高最善に働きかける
参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」
をご覧になり、
ご理解のうえ2024年2月28日(水)17:00までに
https://ssl.form-mailer.jp/fms/58a4e94a725369
にてお申し込み下さい。
同日20:00より順次働きかけを行っていきます。
ご感想はお申し込みフォームの
「無料遠隔ヒーリングのお申し込み・ご感想」
の件名を選択なさって第何回のご感想なのか
明記のうえ、送ってください。
(↑ご自身が受けた回数じゃないですよ~)