私はリーディングするとき、
バイブレーションをそのまま
読み込んで、それをこの世界の言葉に
言語化するというスタイルで
読んでいることが多いです。
ビジョンが見えたり、
言葉で降りてくることもありますが、
形になる前のバイブレーションで
読んだ方が、本質的で情報量も
多いように思います。
その分、言語化するのは
このスタイルでリーディングを
初めた最初の頃は、結構大変でしたが、
今ではだいぶ慣れてきました。
相手の方をリーディングするときと
同じように、このやり方でしばしば
自分のバイブレーションを
チェックするのですが、
以前の私は、
どこか偽りのバイブレーションが
読み取れていました。
何かを誤魔化しているというか、
都合の悪いことを隠しているというか、
真実ではない響きがあったんですね。
それが、つい先日、
今の自分はどうだろうかと
改めてチェックしてみたときに、
その響きが感じられなくなっていました。
もちろん、完全にそういうものが
クリアになったのかと言うと、
もっと奥深いところまで
意識が深くなったらまた出てくるかも
しれませんが、
今の段階では、以前にあった
あの偽りのバイブレーションが
消えていたので、まずは良かった、
と思いました。
それまでに、特段それに関する
印象的なセルフワークの記憶もないので、
日々色々やる中で、いつしか
軌道修正できていたのかもしれません。
どれだけ真実にのみ忠実で居よう
と思っても、その思いに現実が
追い付いていないことはあります。
口で言うこととその人の本質が
ズレている時、その在り様は隠しようもなく
バイブレーションに表れます。
わかる人にはそれがわかるでしょうけれど、
詐欺を働こうとか、悪意を持って
意図的に嘘を言う場合もあれば、
本人も気づいていないところで
それらが一致しないこともあり、
それぞれのケースで、
バイブレーションの表れ方も
違います。
セッションの中でも、たまに
私が指摘したことについて、
最初はピンと来ていなくても、
セッションが進むにつれて、
ご自身のこの「嘘臭いバイブレーション」
に気づかれるクライアントさんも
いらっしゃいます。
ここに気づけるということは、
もう一段、自身の存在について
深いレベルを捉えられるように
なっているということでもあります。
なぜなら、より本質的な深いレベルの
バイブレーションがわかるから、
それよりも表面的な取り繕った
在り様が嘘臭く感じられるわけで、
そうなったらもう、
その本質の方向に深まる準備は
できているのです。
本質により意識を向けて、
そこにチューニングして行ったとき、
それまでの在り様がどれだけ
自分に嘘をつき、表面的に取り繕ってきたか、
そして今なお、自分がどこに執着し、
握りしめて手放そうとしていないかが
どんどんわかってきます。
それが本当ではないこと、
自分の人生にとって、本質ではないことが
はっきりと理解できてきます。
そこじゃない。それは自分が求めるべきもの
ではないというのが理屈を越えて、
自分でわかるんですね。
私がその人の在り様について
何らかの指摘をするときに、
基準としているのはその人自身の
この本質に照らしてどうなのか、
ということであり、
社会常識とか世間体とか、
人間目線の価値観から言っている
わけではありません。
その在り様は、
あなたの本質のバイブレーションから
ズレているよ、ということなのです。
この本質のバイブレーションが、
私が良く言う、自分自身の真実
ということになります。
誰しも、自分がどう在るべきなのかを
知るところがある、とお伝えしていますが、
それこそが、この真実なのです。
ここに忠実に生きていると、
その人のバイブレーションはよりクリアに
澄んで通るようになっていきます。
どこまでもクリアに通るバイブレーション
であるほど、ずれが無く、ぴったりと
その人自身の在るべき姿を体現している
ということになります。
今生、どこまで自分を深めて行けるか、
楽しみつつ、遊びつつ、
日々チャレンジですね。