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さて。
ある人にとっては、
わけもなくできることが、
自分にはすごく努力しているのに
どうしてもできない、ということが
あります。
別にやろうとも思ってないことなら
何とも思いませんが、すごく望んでいて
頑張っているのに成果が見えない
というのはなかなかに辛いものです。
特に、
周りのみんなはすいすいできる中で
自分だけができない、となると、
さらに絶望感や悲しさは募ります。
私自身、そういうことがあって、
なんでここまでできないのだろうな、
とものすごく深く傷ついたし、
諦めかけたときもありました。
きっと周囲の人たちは、
前世でたくさん徳を積んでいるから
今生では私などよりずっと
先をたやすく進めるのだろう
とか思ったり、
あるいは、
こんなにも出来なさすぎるのは、
前世であまりにも素行の悪い私に
グルが呪いをかけたのかもしれない、
なんて妄想を掻き立てたり。。。笑
まぁ、グルの呪いかどうかは知りませんが、
ここまで引っかかっているというのには、
何か理由があるのでしょう。
「あるヨギの自叙伝」で有名な
パラマハンサ・ヨガナンダも、
最初のグルとの出会いで
彼がグルを受け入れなかったので、
大きな遠回りをしなければならなかった
というようなストーリーがあったような
うろ覚えの記憶があります。
(違ってたらごめんなさい)
けれど、彼がすんなりグルの恩寵を
受け取れなかったのは、そうなる
別のカルマがあったのではないか。
となると、
それは一体どんな理由からだったんだろう、
と、それはそれで興味深くもあります。
まぁそれはさておき。
望んでいるのに、到達できない、
思うようにならないという
このジレンマに、どれだけ多くの人が
苦しんで来たでしょう。
自作自演、
と言ってしまえばそれまでですが、
全身に絡んだ無数の糸に縛られて
自分でも身動きが取れないのは、
辛いものです。
それゆえに、また歪んだカルマを
生み出してしまうことも
あったりしますしね。
もがいているときには
なかなか気づけないのですが、
見ているようで見ていなかったり、
望んでいるようで望んでもいない
状態になっていることが
しばしばあります。
自分ではそんな自覚は
ほとんどないのですが、
そういう状態になっている人を
たくさん見てきて気づくのは、
自分であらぬ方向を見てもがいている
ということに気づいていないんですね。
ということは、
改めて自分が進もうとしている方向性を
確かめてみる必要があります。
そこに気づけると、
自分ではやっている、と思っていたけれど
実は全然やっていなかった、ということに
気づくようになり、もう少しマシな
方向転換ができるでしょう。
もがきにもがいてドツボにはまっている人は、
自分は正しく努力していると認識
しているけれど、
その認識が混乱していて、
正しく機能していない状態
なのかもしれません。
それを、ある種の呪いと呼んでも
良いのかもしれませんが、
そう言えば、道に迷わせる呪術
なんてものもあったような。。。
呪は、基本、見破ったところから
解けて行くことが多いので、
迷路に迷い込んでドツボにはまっている
ようなときは、一度手を伸ばしている
方向が合っているかどうか、
正しくやっている、という自分の認識が
正しいのかどうかを確認してみると、
気づくことがあるかもしれません。
正しく求めて、
望む自分を生きられるように。