昨日は、ある日常のモヤモヤについて
セルフワークをしていました。
それは、昨年とある集まりに参加した
ときのこと。
同じテーブルに居たある女性の態度に
何だかとても不愉快なものを
感じたのですよね。
その人は多分、悪意があるとかではなく、
それがその人のナチュラルな状態で、
無意識なんだろうと思います。
私も、それがわかったので
引っ掛かりはあったのですが、
そのときはそれほど
気にしていませんでした。
けれど、その後再びその人に会った時、
今度はその引っ掛かりがさらに
はっきりと強調されるような場面があって、
とてもモヤモヤしたものを感じました。
その時も、その人は前回と同じく
悪意はなく、ナチュラルにそれをしている
というのもわかったのですが、
なぜ私はこんなにも反応しているのかな？
というのを掘り下げてみました。
自分が何に反応しているのかを
見ていくと、その人はまるで
私をその場にいないかのように
扱っているように感じられて、
すごく不愉快だったんですね。
確かに、私はそこに居るということは
認識はされているのでしょうが、
私を省いた他の人たちとのみ
意識を向けて交流しているように
私には感じられて、
なんて失礼な態度なんだ！と
私の中のカケラ君が騒ぐのです。
そう言えば、と、うん十年も昔の
古い記憶が蘇ってきたのですが、
むか～し、ある趣味の掲示板で、
いつも色々教えていただいていた
男性がいて、その方と、
地方に住んでいた仲間の女性が
たまたま仕事で上京されるということで
オフ会をしようということになりました。
その場に、その男性の奥様という方も
参加されたいとのことだったので、
奥様の方は普段は掲示板には参加
されていなかったのですが、
お世話になっている方の奥様でもあり、
お礼もかねて、ぜひ親交を深めたい
と思っていたのですが、
奥様は、その場に登場するなり、
なぜか私の方は一瞥もせず、
もちろん初対面にもかかわらず
挨拶なども一切なく、
もう一人の仲間の女性の方にだけ向いて
賑やかにマシンガントークを繰り広げ、
まるで私など一切そこに居ないかのように
無視の態度でした。
ご主人の方も、フォローが入れられない
くらい、茫然としていたような
気がします。
結局、お会いしている間、
奥様とは一切言葉を交わすこともなく、
唖然としたまま、変な空気で
場はお開きとなりました。
その４人の中では当時、
私だけ少し下の年代だったので、
同年代の方で盛り上がりたかった
のかな、と思ったのですが、
それにしても、あまりの非常識さに
ただただ固まっていたのでありました。
そんな記憶が蘇ってきて、
まだ同じ傷が残っているんだな、
と思いました。
鏡の法則からすると、
彼女たちが私をまるでいないかの如く
扱っているのと同じように、
私も、私自身をまるでそんなものは
存在しないが如く振舞っている。
その態度に、カケラ君がものすごく
ショックを受け、傷つき、
怒っているわけですね。
あなたは気づいていない
かもしれないけれど、
そういう態度はとても失礼です。
止めてください。
と、カケラ君が訴えているのです。
それにしても、
なぜ彼女たちはそんな態度を
取るのでしょう？
実際のところ、彼女たちがどうなのか、
というのは別として、多分こうなんじゃ
ないかな？と自分が推測するその理由が、
私が私を居ないかの如く扱う動機
に重なるのです。
この辺は、鏡の法則の深堀りで、
ここまで読めてくると、
気づきはより深くなります。
見ていくと、単純に
どう扱っていいかわからない、
あるいは、心がざわざわして
居心地が悪い、ということのようでした。
ざわざわするのも、
まともに向き合ってしまうと、
言い表し難く、普段の自分の
バランスがかき乱されるので、
自分の調和を乱されないように、
居ないことにする、ということを
しているように見えました。
普段、自分とともに在ることを
意識して過ごしていると思っていましたが、
そういうところがあるんだな～と
気づいたので、
その調和が乱されたざわざわを、
注意深く受け止めて行くことにします。
変に固まった今の調和とは違った
在り方のヒントがきっとあるのでしょうね。