来週27日(月)19時より、
毎月恒例の満月のオンライン瞑想会を
行います。
今年の瞑想会もあと2回。
善き今年の締めくくりを迎えるために、
皆さんとともに、濃密なひと時を
創造していきたいと思います。
ご都合良い方はぜひ、
ご参加くださいませ。
詳細はこちら。
⇒満月のオンライン瞑想会
さて。
セッションや瞑想会などで
定期的、継続的にエネルギーチェックを
させて頂くクライアントさんも
多いのですが、
長くその経過を見てきた方ですと、
最初の頃から比べて、よくここまで
努力されてこられたな、と
その方の歩みにしみじみとした思いが
湧いてきます。
最初の頃は、オーラフィールドや
チャクラも、様々なノイズで混乱
していたり、ポジションがズレていたり、
何やらよからぬ者が被さっていたり、
自分がお留守で意識は常に
ここではないどこかを彷徨っていたり
していたものが、
自身のハートと対話するようになり、
フィールド内の混乱もすっきりと
落ち着き、よからぬ者の影も
随分とクリアになられていたりします。
ワークで自分自身に深く向き合っていくと、
最初の内は、重苦しいドロドロしたものが、
次から次へと出てくるんですね。
こうしたものが一段落すると、
今度はより繊細な感情に、知らぬ間に
飲み込まれ、絡み取られていた、
ということが多くなります。
初期段階で出てきたもののように、
わかりやすくはないので、
それに気づく注意深さ、観察力が
求められる段階と言えます。
荒ぶる感情を受け止めることにも
慣れてきて、来るなら来い！くらいに
思えるようにもなっている
かもしれません。
自分はちゃんと統合できるし、
それがあっても大丈夫！という
自信がついてくる時期でもあります。
初期の頃よりは受け止められる器も
大きくなっているので、この段階に来て
初めて出てこられるようになる
より重いエネルギーも、じわじわ
姿を現すようになるでしょう。
人間の心の、よりトリッキーな
仕掛けをたくさん学んで行く
時期でもあります。
ワークが進むにつれ、
その方のエネルギーはどんどん
クリアに、すっきりとしてきて、
ズレていたポジションも
本来の位置に戻ってきます。
私は、この状態に来た方の
どこをさらに見ているかというと、
その方がどこまで深まっているか、
です。
様々なレベルのポジションのズレが
修正されていくにつれ、
存在のエネルギーは自然に深まり、
透明度を増していくものなのですが、
逆に言えば、
深まるほどに、奥深くに隠れていたもの、
逃げてきたもの、ズレているものが
浮上してくるのです。
どこまでも深まるほどに、
その段階、その段階で
出てくるものはありますね。
その深まりは、根の深さにイコールで、
傍から見ると、根が深いほどに
揺るぎなく感じさせるでしょう。
乱れなく、すっと深くまで通った
エネルギーの方を前にすると、
その方がどのような歩みをし、
自分なりに研鑽を積んできたのかが
一目瞭然でわかります。
人は、百万言を費やしても、
その言葉に見合うものが
必ずしも伴っているわけでは
ありません。
けれども、
この在り様は黙して在るだけで、
すべてを語ります。
その人の意識がどこまでの領域を
捉えているかは、その深まりに
連動します。
つまり、その人が自身の深い領域を
捉えているのと同じように、
この世界のその領域を捉える
ことができるということです。
その人にとっては、その領域は
目で見て、耳で聞き、舌で味わい、
肌で触れ、臭いを嗅ぐのと同じように
明らかに捉えられるでしょう。
それは、その領域を捉えられない人
から見たら、超能力のように
思えるかもしれませんが、
自分自身を研ぎ澄ませ、
深まっていけば、必然的に
開いて行く感覚でもあります。
その能力を求めて深まろうと
するのは違うと思いますが、
そういう能力を求める在り様では、
そもそも深まることはない
ようにも思います。
一見、強い能力がある人が、
必ずしも深まっているとは
言えないことも、面白いところです。
その力がどこから来ているのか、
由来が違っていることも
多いので。
一概に、それが良いとか悪いとか
いうようなものではないのですが、
私がその人の在り様を見る基準は、
やはり、
その人自身に深まっているかどうか、
だな、と思っています。