忌み嫌うものの中に在る叡智

昨日、子供の頃の未完了の
感情のカケラ君をお迎えに行って、
その後色々と気づくことがあったので
備忘録がてら、書いておこうと思います。

そのカケラ君は、淋しがっていたり
色々と失望感を抱えていましたが、
それらを受け止めていくと、

もっと奥深いところから、
私の魂のアイデンティティの
核のようなところが
浮き上がってきました。

この世界に生まれ落ちて、
社会に適応していく前の自分、
とでも表現したら良いでしょうか。

ずっと前から求めていたけれど、
手探りで、なかなかつかめなかった
最も純粋なエネルギーです。

子供の頃は、
これをそのまま持って生きていくのは
とても難しく、日々学ばなければいけない
この世界のことで一杯一杯で、

自ら閉ざした部分はあるかもしれないし、
あまりにも混乱しすぎていて、
消し飛んでしまった部分も
あるのかもしれません。

そうしてうん十年生きてきて、
その混乱がどうにか統合されていったとき、
消し飛んでしまったかに思えた
私自身の純粋なバイブレーションが
戻ってきました。

最初の内は、
胸の内でカケラ君をじっと
抱きしめていると、

現代社会の時間の感覚とは違う、
もっと大きく神聖な時間の感覚が
広がって行きました。

この時間の中で生きていたら、
みな命は本当に尊いのだということが
頭ではないところで感覚で
理解できるだろうに、と思いました。

そのうちに、さらに
その時間というか、その世界そのものが
宿している叡智とでも表現したら
良いのか、そんなようなものの感覚が
やってきました。

長いこと心の奥深くで
この世界に失望し、拗ねて隠れていた
自分の一部が、こんなにも
素晴らしい世界と繋がっていたのかと
驚きでありました。

よく、感情解放をされる方の中には、
ネガティブな感情は厄介者で、
早く消え去ってくれれば、
自分はハッピーになれるのだ、
と思っている人も見かけます。

けれど、
私のお伝えしているワークでは、
未完了の感情のカケラ君は
私たち自身の一部であり、

消し去るのではなく、お迎えに行って
自分の一部として統合するのだと
お伝えしています。

切り捨てて良くなるのではなく、
切り捨てるからこそ、荒れすさび、
歪んでいくからです。

扱いづらく、受け入れ難い
自身の側面ほど、その扱いを
きちんとマスターできたとき、

私たちはより懐深い寛容さと器を備えた
成熟した人間になれるでしょう。

そしてまた、
分離されたカケラ君は、私たちが
いかにしたらその痛みを癒し、
統合され調和のとれた人間に
戻れるのかということを
教えてくれます。

散々、自分ではない者になろうと
苦悩してきて、本来の姿から
遠く離れてしまっていても、

注意深くカケラ君の声に耳を傾ければ、
帰る道を指し示してくれます。

だから、カケラ君は厄介者ではなく、
本当は自身の幸せとより深い叡智に導く
宝物でもあるのです。

だから、
それと戦ってはなりません。
消そうとしてもいけません。

謙虚に、忍耐強く聞く耳を持ち、
受け止めていく自身の器を
育てていきましょう。

私たちはカケラ君を理不尽に忌み嫌い、
恐れ、攻撃することが多くあるけれど、
そのようにしか接することのできない
自身の未熟さを顧みることの方が
大事ではないでしょうか。

かつての自分は、
一呼吸ごとに宇宙の叡智を感じながら
過ごしていたのだな、とこの感覚に
戻れたことが、この上もなく嬉しく、
また安堵する今日この頃でした。

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