コツコツ自分に向き合い続け、
セッションを受けたり
ご自身で内観を続けたりして
抱え込んでいた諸々が整理されていくと、
困難だった現実も、随分と
落ち着いていきます。
エネルギー的に拝見しても、
最初の頃はチャクラも詰まっていたり
エネルギーフィールドにも
黒～いものが見えていたのが、
オーラも明るく境界線もしっかりし、
黒い影もすっかりきれいにクリアに
なられていたりします。
大変だった日常もすごく平和になって
じんわりと幸せを噛みしめられる
時期がやってきます。
そうなってきたときに、
当初の、目の前の困難を何とかしたい
という目的を達して満足して
あとはそれなりにそこそこ内観も
続けながら過ごす方と、
そこからさらに奥深い
魂の願いを探求していく方とに
別れていく傾向があるように思います。
もちろん、そのどちらが良いとか悪い
ではないし、その平和な幸せを
しっかり味わう時期も大切です。
さらに奥深い探究に入るまでが、
少し長めのインターバルがある
というだけのことかもしれません。
人それぞれのタイミングや
プログラムがありますからね。
まぁいずれにせよ、
人生にはまだまだ奥深い道が続いています。
その踊り場のような段階を終えて、
次のステージに進んで行く方には、
さらに高度な学びが待っています。
これまで表面に色々あったノイズが
クリアになったからこそ見えてくる、
もっと奥深くにあるものが
浮上してくるんですね。
すると、多くの人は、
一時はあんなにクリアで幸せだったのに、
自分はまたよろしくない状態に「戻って」
しまったのかとがっかりされるのですが、
実はそうではなく、
これまでの歩みがあったからこそ進み、
奥の扉が開いたということなので、
決して後退ではないんですね。
かつての自分であったら、
そうして開いた扉が恐ろしくて
受け入れ難く、到底向き合うことなど
できなかったでしょう。
でも、その時点でその人は既に、
しっかりとそれを認識し、対峙できる
力がついてきているわけです。
そこまでたどり着いた自分を、
まず労い、祝福してあげましょう。
そのようにして次の段階に進んだ
方たちを拝見していて思うのは、
その扉というのは、
それまで当り前だと思っていた
人生の枠組みや大前提のようなものを
根底から壊して地盤改良するような
プロセスを通ることを促される
傾向があるなと感じます。
多分、ご本人もどこかで薄々は
感じていらっしゃるのですよね。
でも、そこそこ安定して幸せなので、
余程のことが無いと、やっと手に入れた
安定を投げ打ってまで、その先に
行こうとはなかなか思えないのです。
それでも先に進もうと思えた人は、
どこか魂の奥深くから、そこに留まるな！
先に進め！という強い衝動が
あったのではないかと思います。
それこそ、得難い恩寵ですね。
これまで鍛え上げてきた
心の筋肉を駆使して、さらなる
取り組みをしていくわけです。
RPGではないですが、ここまでくると
初期の段階よりはるかにレベルが上がって、
気づきの内容も格段に深いんですね。
人生の可能性をモリモリ（？）
汲み上げて、どんどん進化していかれる
姿を間近で拝見させていただいて、
その湧き上がるエネルギー、
変容の輝きが本当に神々しく、
眩しくて仕方がありません。
強烈に深い闇に向き合っている
最中は、こんなにドロドロな自分は
ダメな人間なんじゃないかなどと
思えたりすることもありますが、
逆に言えば、
そのくらいに強烈な深い闇に
対峙できる人は、そう多くはない
と思います。
大抵は、そのもっと手前の
薄明りの幸せで満足して、
究極の闇の先まで見てやろう
とは思わないものです。
深い闇を統合した人は、
もうそれに引きずられることは
ありません。
そして、その深さと同じくらい、
反対の光にも触れているのです。
強い光を求めるほど、
その同じくらい強い闇を
見るでしょう。
その闇を拒絶するほどに、
それに飲み込まれていくことを
忘れてはなりません。
本当に真摯に自分に向き合い続ける人は、
否応なく、必ず深い闇に触れて行く
ことになります。
そして同時に、二元性を越えた
光を知ることになるのです。
だから、闇が在ることを
恥じることもないし、
恐れることもありません。
ただ、自身の真実のみを
探究していきましょう。