9月も下旬だというのに、
毎日ホント、暑いですね～。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
とは言え、
さすがに真夏の暑さのピークは過ぎて、
朝晩は大分過ごしやすくなってきました。
コロナが始まってから、
私はプランターで家庭菜園を趣味で
やっているのですが、今年で４年目。
都会の真ん中で土地もないので、
自宅の屋上やベランダで年間30種類くらい、
色々作ってます。
今頃は、トマトやキュウリ、オクラ、シソなどの
夏野菜が終わって、プランターをひっくり返し、
土の整理をしています。
古い根っこや葉っぱ、害虫やナメクジなんかを
除いて、消石灰や竹酢液なんかを使いつつ
土を消毒し、寝かせます。
処分した葉っぱや雑草などの部分は
まとめてコンポスターで米ぬかや
発酵促進剤を混ぜ混ぜしてこちらも寝かせます。
空いたプランターには、前シーズンに
寝かせておいていい具合になった土と
元肥を入れて、種まきの準備です。
この秋は、ニンジンと玉ねぎ、春菊を蒔いて
こちらは既に芽が出てきました。
あとはまだダイコンやカブ、小松菜などを
蒔く予定です。
まぁ、素人なので動画を見ながら
ほんと、目分量でテキトーにやってますが、
そこそこ収穫できて、楽しいですね（＾＾）
季節の巡り、土づくりや潅水、肥料のやり方、
病害虫への対処など、日々勉強ですが、
プロの農家さんって、ほんとすごいな～と
自分でやってみるとわかります。
こんなに毎年毎年、違う天候で、
資材も高騰している中、あんなに美味しい
お野菜や果物、穀物を作ってくださる
農家さんたちには、本当に感謝しかありません。
野菜作りは、
命に向き合うことでもあり、
学ぶところがすごく大きいです。
人の成長や接し方に似ているところがあって、
いかに成長を支える土を作るか、
丈夫な根っこを育てるかは、
グラウンディングと、
自分自身の基盤を整えることに
通じるし、
その時期その時期に合った
肥料のやり方、適切な水やりの仕方を
調整したりというのは、
息切れさせずに適度に休息を入れたり、
新たな知識などの刺激を体験したり、
心身のメンテナンスに通じます。
また、季節の変化への対応も、
自分が今どんな時期を過ごしているのか、
適切なタイミングを知って、無理やり
時期ではないのに花を咲かせること、
収獲することにこだわったりせず、
深くの命のタイミングと対話すること
に通じます。
菜園のお世話をしながら印象的だったのは、
長く放置していた果樹が見事に復活して
たわわに実をつけたことでした。
我が家には、昔母がどこかで手に入れて
育てていたグァバやブルーベリー、ブドウ等
の木があったのですが、
少なくとも、十数年以上は植え替えもせず、
放置していたので毎年、ほそぼそとした
収獲しかありませんでした。
けれども、今年、ぎゅうぎゅうに
根が詰まったグァバの鉢をどうにか外して、
根っこを整理し、少し大きな鉢に
肥料を入れて植え替えてあげました。
そうしたら、
この夏はこれまで見たこともないくらいに
たくさんの花が咲いて、まだ青いですが、
今はたわわに実をつけています。
この木はこんなにも実をつけるほどの
生命力があったのかとすごく驚いたのですが、
環境さえ整えば、発揮される大きな力が
眠っていて、本当に見違えるくらいに
なるのだとしみじみ感じました。
随分古くて、もう長いこと実も着けていない
しょぼい姿のザクロなんかもあるので、
この冬は順番に、植え替えてあげようと
思っています。
こんなことから、
人もまた手のかけよう、
信じて撫育することの大切さを
思うのでした。
どんなに手をかけてもダメな時もあるけれど、
結構雑な扱いをしても、割と元気に
育ってくれることもあるし、
その種や個体自身が持っている生命力が
お世話の至らなさをものともせず、
すぐすぐ育って行ってくれるのを見ると、
有難いな～と思います。
まぁ、そんなこんなで仕事の合間に
秋野菜のためのお世話でばたばたしている
今日この頃でした。