今日はスピリチュアルな契約、
中でも、ダークサイドとの契約について
お話をしてみたいと思います。
ダークサイドというのは何かというと、
いわゆる悪魔とか魔物の類です。
リーディングをしていると、
しばしばこのダークサイドとの契約を
持っている方を見かけます。
悪魔との契約って、
いかにも禍々しい感じですが、
まぁ、確かに禍々しい感じの
キツさのある黒い要素が絡んで
見えますね。
けれども、そういうものは
ごく限られた一部の特別の人だけに
あるものでしょう？と思われるかも
しれませんが、
割と珍しくも無くて、
結構な確率で多かれ少なかれ、
こういうものを持っている人がいます。
いわゆる過去世と呼ばれる別の人生の記憶が
私たちの中には数百、数千とあって、
それだけの人生を生きていれば、
清廉潔白な麗しい人生ばかりとはいかず、
ドロドロに黒くておぞましい人生が
全くない人なんていないでしょう。
だから、そういうものがあっても
では今の自分がどう生きるのか、
ということなんだと思います。
ただ、そういう契約があると、
今の人生に支障があるケースもあるので、
その場合は対処すれば良いだけの話です。
では、そのようなダークサイドとの契約は
一体どのようにして結ばれるのかというと、
彼らは私たちの心の隙を突いて
引っかけていきます。
どういうことかというと、
ものすごくネガティブな気持ちが高ぶって、
もう神も仏もない！悪魔に魂を売ってやる！
みたいに絶望感や孤独感、この世界や神に対する
不信感がマックスになったとき、
待ってました！と言わんばかりに
そうかそうか、ではお前のその望みを
叶えてやろう。ということで
奴らとの契約が入るんですね。
大体、奴らはただで望みを叶えるはずは無く、
その契約には必ず代償が伴います。
大抵は魂を売ることになるわけですが、
こういう契約をすると、その人生は
一時、地位や財産などあらゆる現世的な望みが
叶えられたように見えて、最後は必ず
悲惨な末路を辿ります。
そして、死後もその魂は奴らに囚われている
ケースが多いですね。
今生でその方の意識状態を読むと、
どこか本来のポジションに収まっておらず、
その人の一部が抑圧されているというか、
封印がかかったように分離している
ケースをよく見かけます。
生まれ変わっても、繰り返し
彼らと関係する人生を生きることが多く、
時に被害者、時に加害者と役割を変えながら
奴らの手の中で、悲劇を繰り返します。
ダークサイドとの契約を持っている人は、
割と複数の契約を持っていることが多く、
別のダークサイド系の存在とあちこち
契約しているケースもよくあります。
契約の数が多いほど、
そしてその契約の質量と言ったら良いのか、
重さが大きいほど、
その人のエネルギーフィールドに刻まれる
禍々しい黒さが深く濃く、きつくなっていきます。
けれども、そうした契約を一つ一つ
解除していくと、段々とその禍々しさも晴れて、
オーラも明るくなっていきます。
ダークサイドとの契約が入るということは
そもそも、そういうものとの親和性を持った
在り方をしているということなので、
契約を解除するということは、
そういう在り方を軌道修正していくことと
同義になります。
奴らは、私たちの心の隙を引っかけて
魔の道に堕としていくわけですが、
心の隙とは何かと言えば、
孤独、淋しさ、怒り、悲しみ、嫉妬、
不安、絶望、不信などです。
奴らは、私たちの心の中に生じた
これらの小さな種を焚きつけて、大きく育て、
やがて善きものに自ら背を向けるよう
仕向けて行きます。
猜疑心から本当に自分を大切にし、
愛してくれる存在たちから孤立させ、
魔の方に信頼とぬくもりのようなものを
感じさせ、味方だと思わせるんですね。
そうなるように、彼らはその悲劇の
随分前から、その素養のある人物に目をつけ、
時間をかけて引っ張っていきます。
だから、昨日今日の話ではないんですね。
そんな魔手に堕ちないようにするためには
どうしたら良いのかと言えば、
悲劇のヒーロー、ヒロインになりたがる
自分の心に注意深く在ることです。
そして、ネガティブな感情に溺れることなく、
ただその心の痛みを受け止めていきます。
同時に、今まさに自分が魔手に掛かろうと
しているのだと心しておきましょう。
そこで踏みとどまることが出来れば、
奴らの手に堕ちることはありません。
奴らとの契約がありそうだけれど、
サポートが欲しいという時は、
いつでもご連絡くださいね。