何か人生がうまく行かない、
と思う時、それがどこから来ているのか、
様々な側面から見ることは
できると思います。
私は主に、感情的な側面から
辿って見ていくことが主軸で、
インナーチャイルドやいわゆる過去世
と呼ばれる別の人生から来ていたり、
ご先祖様の問題から解いていく
こともあります。
けれどもよくよく見ていくと、
家や土地の因縁だったという場合もあって、
あまり人の住むのに適さないような場所を
開発した地域などは、健康上も、運気的にも
色々と問題が出てくるケースも多いです。
どんな場所に住んでいるかというのは、
結構影響が出るもので、お引越しを
される場合は、その土地の由来や、
建物自体の素性をよくよく
調べられることをお勧めします。
今では、事故物件専門の情報サイト
なんかもあるようですが、
ピンポイントでこの部屋、
という場合もあるし、その地域全体の問題
ということもあります。
地盤の緩い土地などは災害の危険性も
ありますが、神社が建っていた場所の跡地
等は良くないと、よく言われますね。
神社は、断層や構造線の真上に建っている
こともよくあって、磁場が乱れているので、
人が住むには適さない場所なのです。
ただ、すべての神社がこれに当てはまる
わけではなくて、都会では開発計画で
移転させられることもあったり、
たとえば、東京赤坂の日枝神社のように、
風水的な都市計画の中で意図的に
設置されたり、ということもあります。
そこに住むのが適しているのかいないのかは、
その場所に行ってみたときに、
自分の体がリラックスして緩んでいるか、
というのが一つのポイントになるでしょう。
ゆったりと過ごせて、
そこで幸せに生活している自分が
思い描けたら、合っているのでしょうし、
反対に、どうにも落ち着かない。
物件の条件としてはぴったりなのに、
そわそわして全然リラックスできず、
そこで生活している自分がさっぱり
思い描けない、というときは
止めた方が良いです。
中には、そこに向かう途中とか、
物件の玄関を入った途端に嫌な感じ、
寒気がするとか、嫌な臭いがするとかは
完全にアウトですね。
あとは、街並み全体の雰囲気も大事で、
色々な街を歩いてみて、空気感に
注目して違いを感じて見ると、
色々気付くことがあると思います。
随分前ですが、ある場所を散歩していると、
何だか女性の重たい思念が溜まっているな
と感じた地域がありました。
ちょっと気になって、その町の由来を
調べて見たら、古い時代に吉原のような
遊郭があった場所だったということが
ありました。
また、ある場所に行くと、
すごくジメジメした重たいエネルギーを
感じるな、と思って色々調べると、
古地図に大きな池や沼の記載があった
ということもあります。
水関係は、エネルギー的にもかなり要注意で、
沼や池を埋め立てて造成された土地は、
運気的にも色々と問題が出ることが多いです。
スピリチュアル的に言うと、
妖怪や浮成仏霊のたまり場みたいな感じ
になっているケースも多く、
物質的には排水されていても、
エネルギー的には浄化されていないことが
多いです。
その他、川を埋め立てた土地というのも
池や沼とはまたちょっと質感は違うものの、
難あり、という気がします。
海の場合は、大分違って、
池や沼のような淀んだ感じはないですね。
場所によるのかもしれませんが。
それから水関係で、
古井戸を不用意に扱ってはいけない
と昔からよく言われるのですが、
井戸はホントに恐いです。
ぞんざいに扱って埋め立てたりすると、
相当な障りがあります。
その家に精神疾患の人が何人も出て
一家断絶とか、身近で見ているので
昔の人の言うことを疎かにしちゃ
いけないな、としみじみ思います。
いずれにせよ、
住む場所を決めるときは、
災害ハザードマップだけではなく、
その土地に古くから住む人に話を聞いたり、
(あまり話してくれなかったりも
するかもしれませんが)古地図を調べたり、
これからの開発計画、周辺の建物の
建築計画なども、重要です。
上流にメガソーラーの開発が予定されていたり、
既にできているとかは、結構リスクに
なりそうですしね。
いずれにせよ、
ご自身の感覚を研ぎ澄ませて、
頭でっかちにならずに感じてみることです。
そこに住むことで、
温かく幸せな日々を紡いでいけると
良いですね。