人生は、うまく立ち回って
上手に生きるばかりが最上ではない。
そんなことを思いました。
うまくやろうとするあまり、
本質よりも表面的に予定調和で
小ぎれいにまとめてしまったり、
限界のずっと手前で引いて、
力を出し切れていなかったり。
うまくやろうとするほどに、
人生の醍醐味みたいなものは
失われていくというところが
あるような気がします。
もちろん、危険回避は大事だし、
わざわざ多大な痛手を被るようなところに
突っ込んでいくのが良いというわけでは
ありません。
ただ、小ぢんまりまとまって、
どこかその様がその人の本質を
誤魔化しているようで、小賢しく、
また嘘臭く感じてしまうことが
あるのですね。
そんなことをつらつらと考えていた時に、
学生時代、とある先輩に言われた言葉が
ふと思い出されました。
その先輩は私たちの代よりも2つ3つ
上の代の方でしたが、卒業に際して、
所属していた研究室の後輩たちに向かって、
お前ら、小さくまとまるなよ
って言い残していかれたんですね。
30年以上経っても覚えているのは、
どこか心に引っかかるものが
あったんでしょう。
確かに、その方よりも上の代の先輩たちは、
私たちの代よりも随分破天荒というか、
バンカラな気風が構内にまだ
残っていた時代でした。
そういう先輩たちにある種の憧憬と
恐れを感じながらも、世代的になのか、
器の小さすぎた私には、なかなか
その先輩の言葉の意味するような生き方は、
できなかったな、と思います。
敷かれたレールに乗って、
作られた枠組みの中でそこそこの成果を
上げるように頑張る、みたいな
まさに小ぢんまりした生き方を
するのが精一杯でした。
あれから、人の心の構造を探求してきて、
恐れや痛みがどれほど心を委縮させ、
その人の可能性を閉ざすのかという例を
たくさん見てきました。
痛みの記憶は、無意識に
チャレンジしようとする心の奥で
意欲を硬直させ、止めてしまう
働きがあるんですね。
だから、飛び立とうとしても、
飛び立てない。
痛みの感じ方も人それぞれで、
耐性がすごくあって、少々のことなら
気にかけず、影響を受けない人もいるし、
少しのことでも、全身が硬直して
身動きが取れなくなる人もいます。
いずれにせよ、
自分にとってそれが大きな障害に
なっているのなら、今この自分の
在るがままの感性、能力、器の状態で、
受け止め、癒していくことです。
人から見て小さな一歩だとしても、
自分にとってはものすごく大きな
十歩かもしれません。
自分の人生にとって、
どれだけの歩みを刻めたのかが、
すべてです。
結局のところ、
自分の痛みなんて、
人がわかるはずはないし、
比べること自体ナンセンスですから。
飛躍していくのを無意識に止めている
心の痛みを、今のこの自分に
できるペースで少しずつでも良いので
お迎えに行きましょう。
身体は怪我をしていたら
その部分をちゃんと治療してから
歩き、走ろうと思えますが、
心は見えない分、
どうして思うように動けないのか、
わからないし、なかなか癒そう
とも思えないものです。
でも、ちゃんと癒えれば、
飛び立てるんですよね。
それには、その傷に向き合う
少々の勇気と覚悟は必要です。
自分の中の可能性を汲み上げるために、
準備のできた方はぜひどうぞ。
というわけで、
今週の無料遠隔ヒーリングのテーマはこちら。
飛躍していくことを留める過去の心の傷を受け止め、癒していくよう最高最善に働きかける
参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」
をご覧になり、
ご理解のうえ2023年7月12日(水)17:00までに
https://ssl.form-mailer.jp/fms/58a4e94a725369
にてお申し込み下さい。
同日20:00より順次働きかけを行っていきます。
ご感想はお申し込みフォームの
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明記のうえ、送ってください。
(↑ご自身が受けた回数じゃないですよ~)