セッションで、最終的にどういう状態に
その方を導いていくのか、私の中で
指針としていることがあるのですが、
今日はそれについて思うところ、
書いてみたいと思います。
感情解放のセッションでは、
最初のところでオーラフィールドと
チャクラのクリーニングを
行っていきます。
このときに、その方の現在の状態を
チェックしているのですが、
一番は、自分自身を生きているのかどうか、
というところを主に見ています。
たとえば、
自分自身の在り方のベースが表れる
第1チャクラのポジションとか、
絡んでいるエネルギーがあるかとか、
第4チャクラのハートにその人の意識が
触れているかどうか、あらぬ方向を
向いていないか、
第6、第7チャクラが、その人自身が
本来つながっていくべき領域に
つながっているかなどを見たりします。
オーラフィールドからも、
境界線やフィールド内外の質感など
見ますが、何か行法をされていたり、
特殊なエネルギーの働きかけを
受けていらっしゃる方は、ここに
その印が表れていたりしますね。
そんな風に、エネルギーから色々な情報が
読み取れるのですが、
私がその方本来の状態だと思うのは、
変に介入されたようなエネルギーが
無いこととか、
抑圧し、蓋をしているようなものが
無いこと、主体を他者に譲っていないこと
などが判断の基準になっています。
ただし、これらがあるから
絶対にダメだというわけではなくて、
最終的にはその方が今、どうされたいのか
という選択の問題になるので、
私がその選択を良いとか悪いとか
ジャッジする筋合いのものではありません。
今はまだ、開けたくない蓋が
あるかもしれないし、
取り込んでいる何かがもたらす
メリットをこれからも享受していきたい
のかもしれません。
その辺りはその方自身に、
今こう言う状態になっていますが、
どうされたいですか？と
ご自身の在り方を意識的に
選択していただき、
確認しながら進めています。
得ていたメリットを手離して、
より純粋な自分に戻っていきたい
と選択される方もあるし、
封印してきたものに蓋を開けて
しっかり対峙していくことを
選択される方もある一方、
まだこれは持っていたい。
今はまだ無理だけれど、少しずつ
蓋を開けて向き合える自分になっていきたい
と、ご自身でペースを決められることも
あります。
何を選択されても、
それが悪いということはありません。
その選択の結果を
しっかり引き受けながら、
自分の人生を紡いでいけば良いんですね。
何かに自分の人生を預けることが
その時の自分にとって最高の生きがい
だったりすることもあるだろうし、
自分を滅し、奉仕することに
誇りを持っている方もあるでしょう。
ただ、そういう場合も、
自分の人生の主導権を全く明け渡して
そういう状態になるのと、
ちゃんと自分に主導権がありつつ
その選択を自主的にしているのとは
同じではないということは
知っておくべきだとは思います。
後者の場合は、
ハートの奥深いところのからの導きと
自分自身の向いている方向が一致
している状態で、導きの声が
ちゃんと生きていることがポイントです。
これに対して、前者の場合は
ハートの導きがペタッと蓋をされ抑圧されていて、
自分を生きているとは言い難い状態かな
と私は感じます。
いずれにせよ、
ハートの導きと自分の意識が向いている方向が
一致するほどに、その人は力強く、清らかに
輝いていきます。
その可能性の輝きを見据えつつ、
お一人お一人の選択を尊重し、
寄り添って行けたらな、と思いながら
セッションしています。