前日、伝わらないことをテーマに
掘り下げ掘り下げしていったら、
いつぞやの魂の記憶から、
ものすごく失望と悲しみの出来事によって
自分を閉ざした記憶が出てきました。
昨日は、まずは自分を閉ざすのを止め、
愛を受け取ろうと決めたとことまで
進めたのですが、
それでもなお、
ハートの奥には固いものが
残っていました。
そう簡単に、めでたしめでたし
にはならないものですね。
今日はその続きで、
ハートの奥に固くわだかまっているものを
さらに掘り下げてみました。
出来事の詳細は相変わらず
わかりませんでしたが、
深い失望と悲しみ、無力感
だけは伝わってきました。
それでも深い愛がともに在ることは
分かっていましたが、どうしても
現状に納得はいっておらず、
愛がともに在ったとしても、
依然として失望していましたし、
悲しかったし虚しかったのです。
それを、頭の予定調和の理屈で
愛を受け取って満たされない自分が
どこかおかしいのだと責めたり
無理やり納得させようとする
思いも湧いては来ましたが、
それは自分に嘘をついていることになる
と思って、ただ自分の中の失望や悲しみ、
無力感を在るがままに認め、
じっと味わい続けていきました。
この感覚はすごく馴染み深いというか、
うん十年ずっとこの私の人生で
通奏低音として響き続けていた
感覚でもありました。
そしてそれらを感じ、受け止めることは
なかなかに難しくもありました。
感情の中でも、
悲しみや怒りなどは割とわかりやすいし
比較的受け止めやすい方で、その次に
難しいのが惨めさや混乱のエネルギー。
そして、失望の感情というのは
それよりもさらに受け止め難いように
感じました。
失望というのは生きる気力を
ダイレクトに消し去っていくような
エネルギーでもあるので、
多くの人は、失望しそうになると
否定したりすり替えたり、
出来事自体を無かったことにしたりして、
とにかくそれに触れないようにします。
けれどワークでは、
そういうのは一切やめて、
ダイレクトに生じたものを在るがままに
受け止めていきます。
途中、眠くなったり意識が飛びそうに
なったりという、逃避のパターンも
出てきましたが、
どうにかある程度は受け止められたようで、
ハートの奥の頑固なしこりが和らぎ、
背骨のエネルギーラインも大分
通りが良くなったように感じました。
このように、ワークをして
わだかまっていた感情のエネルギーが
統合されていくと、実際に体の
エネルギーラインの通りが良くなり、
非常にクリアになっていきます。
ここでもう一度最初の失望、悲しみ、
無力感を確かめてみると、
それぞれ大分薄れては来ましたが、
特に私の望みは叶わないという
失望は根深く、乾いた質感で
諦めともつかないような感覚とともに
魂に刻まれているようでもありました。
そんな感じなので、
愛が注がれているのはわかっていても、
それとは別のレベルでこの失望が
常に同時に存在していて、
それらは互いに打ち消し合うこともなく、
けれども、注がれている愛を虚しくする
効果はあるようでした。
頭で考えると、
自分の理想に固執しているから
虚しさが消えないのだとか
言ってしまえそうですが、
本当に欲しかったものと違うのだから
失望していること自体を、どうこう
してしまうのも違う気がして、
ただただそのまま受け止めていました。
その感情に付随して、
多分当時は見ないように蓋をしていた
淋しさだとか悔しさ、願いが叶っている
人たちへの羨望などの感情がじわじわ
出てきました。
こんなものを抱えながらどれだけ
ポジティブシンキングをしても、
そりゃぁ嘘臭くなるわな～と
思いました。
さらにそれらを掘り掘りしていくと、
奥の方からものすごい嫉妬のエネルギー
が出てきました。
嫉妬の奥には思うようにならない
欲求不満のエネルギーがあり、
ずっと自分を納得させたり我慢させたり
しながら蓋をしていたんだな、
と思いました。
浮上と統合のプロセスの詳細は
省きますが、
普段はなかなかこのレベルまで
辿り着けないので、今回出てきてくれて
本当に良かったと思います。
本当の願いが叶えられていない
というこの思いを長いことはぐらかして
来ていたので、様々なボタンの掛け違いが
人生のあちこちで起こっていたのでしょう。
すこ～しは軌道修正できたかな？
予定調和のトラップを潜り抜けて、
純粋に、クリアに自分の願いを知ること、
触れることは、とても大切なことなのだ
と知った、良い機会でした。