日々「より良くなる」ために、
色々な努力をしているはずなのに、
どういうわけか、自分が幸せになることに
許可を出せていない人、結構多いです。
許可を出す、
というと何だか仰々しいですが、
要は、自分は幸せになっちゃいけない
「気がしている」んですね。
なぜそんな風に思っているのか。
その思いがどこから来るのかというのは
掘り下げていくと、人それぞれ
何かしらの出来事に行き当たります。
それが今生の幼少期、
自分のせいで親がすごく苦労して
申し訳ない、と思っていたり、
誰かを裏切ってしまった罪悪感だったり、
はたまた、別の人生で
とんでもなくひどいことをやらかして
しまったが故に、永遠に自分は
許されないと思い込んでいたり。
いずれにせよ、何もないのに
幸せになっちゃいけないと
自分を罰し続けることはないはずです。
必ず、何か具体的な出来事が
引き金になっているんですね。
それが一体何なのかを知るには、
頭で、え～～～っと。。。
と考えていても出てきません。
ただただ、その
幸せになっちゃいけない感じ、
幸せになることにブレーキを踏んでいる
その感覚をジ～っと感じて
辿っていくのです。
私の感情解放ワークでは、
この、「感覚を辿る」というのを
しばしば使うのですが、
この感覚がつかめると、
思いもしないような答えが自分の内側から
ふっと浮かび上がってくることに
驚嘆するでしょう。
自分のことって、
自分が認識しているよりもはるかに
わからないことの方が多いんですよね。
けれど、真実はちゃんと
ヒントをそこここに残してくれています。
ぜひ、感覚を辿ることを身に着けて、
自分の内側の答えを引き上げられるように
なっていきましょう。
忘れていた子供の頃のことも、
そんなのわかるはずもないと思うような
いわゆる過去世の記憶も、驚くほど
詳細な情報を引き出せるようになります。
これは、なんら珍しいことでも
特殊能力でもないのです。
知ろうとする意志があれば、
誰でもできます。
ただ、知るということに
恐れや抵抗がある場合は、
難しいですけれどね。
自分が知りたくないから、
答えは上がってきていても、
自分自身がそれを受け取ろうと
しない状態になるからです。
いずれにせよ、
自分自身の真実に触れて、
具体的に何があったのかというところに
直面することがカギになるのですが、
そのときに、ものすごく苦しい感情が
どうしても浮上するでしょう。
居ても立っても居られない、
自分を責め苛み、呪わずにはいられないような
感覚など。
まさにこれこそが、
自分が幸せになってはいけない
と強烈に不幸に縛り付ける
エネルギーの正体なのです。
この非常に気持ちの悪い感覚のエネルギーを、
自分を責めることなく、そのままジ～っと感じ、
命の呼吸とともに受け止めていきます。
人によっては、
なかなかダイレクトにこのエネルギーに
触れられないという方もありますが、
どうにか少しずつでも受け止めていくと、
自分を責め苛む衝動は落ち着いていきます。
その状態で、
やっと迷惑をかけたと思われる
相手の痛みや苦しさに触れられるように
なります。
それをきちんと受け止めたうえで、
謝罪、償い、和解のプロセスを
踏んでいきます。
このどの段階が抜け落ちても
本当に自分が許されたと感じることは無くて、
中途半端に終わっても、再び自分を
責め続けるでしょう。
けれど、本当にこれらを完全にクリアすれば、
何十年、時に人生をまたいで何百年の
罪の意識も、晴らすことが出来ます。
罪悪感に閉ざされた魂は、
しばしば、永遠に自分を苛み続けるように
苦しみのループにしがみつこうとしますが、
その必要はないし、
終わらせることもできるわけです。
ただ、そんなことが出来ると
知らないだけだったりします。
だから、セッションでそういう魂に出会うと
私はいつも、いつまでそれを続けるだろうか？
もし終わらせることが出来るのだとしたら、
そうしたいだろうか？と問いかけます。
大抵は、本当にそんなことができるなら、
助けてほしいとヘルプを求められますが、
私にできるのは道筋を示す誘導で、
本当にそれを終わらせる主体は、
その人自身です。
もうこの永遠の苦しみを終わらせよう
と心が決まって、サポートが必要な方は、
いつでもご連絡くださいね。
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