来週の5月6日（土）は、
毎月恒例の満月のオンライン瞑想会を
行います。
土曜日なので、17時スタートになります。
いつものように、お一人お一人
チャクラやオーラフィールドをリーディングし
アドバイスやメッセージをお伝えし、
エネルギー調整、チャージをしていきます。
ご興味ある方はぜひどうぞ。
⇒満月のオンライン瞑想会
さて。
感情解放のセッションで掘り下げをするとき、
エネルギーをかけながら、その反応を見て
探りを入れていくことがよくあります。
特に、封印がかかっていて
そのままでは読み込めないときは
色々な要因が考えられるので、
クライアントさんご自身の体感や
その他の感覚を確認しつつ、
封印解除をしていきます。
どうにか解除できると、
その途端に読み込めなかった情報が
するすると読めるようになって、
鮮やかに、問題の原因となっている
ストーリーが展開していく
ということがあります。
そのように封印している
魂の記憶の領域というのは、
大抵、思い出すのも辛いとか、
受け入れ難い人生の記憶で、
無いことにして、
もう自分には関係ないのだという風に
切り離したうえで、別の自分を
新たに構築しているのです。
そうなると、分離し切り離した
その部分は蓋をされたまま
消えるわけではありません。
遊離した状態でその人の中に生き続け、
でも自分の一部であることを
否定された状態なので、認識もされず、
癒されもせず、時間によって風化
していくこともなく、
辛い状態のまま、何年、何十年、
あるいは人生をまたいで
そのままの状態で持ち越されていきます。
そして、それらが無意識の底から、
私たちの日常生活に原因不明の恐怖感や
苦痛、悲しみ、強迫観念などを
湧き立たせ、人生を生き辛いものに
してしまうのです。
セッションをしていると、
今生、別の人生に限らず、
こういう宙ぶらりんになっている
人生のカケラによく出合います。
そういうカケラは、
その人が本当に対峙する準備ができたとき、
浮上して癒され、自分の一部として
在るべき状態に統合されていきます。
ときに、そうして封印が解かれて
現れてきたその世界全体を
ヒーリングすることもあります。
天候不順で作物が実らず、
村は恐ろしい飢饉に見舞われ
悲惨な様相を呈している世界。
身内の肉まで喰らうような極限状態の中、
そういう罪悪感に耐えがたく
その記憶を封印していたケースでは、
その方の絶望感を癒しつつ、
飢餓の世界に癒しのエネルギーを
送って行きました。
人々の怨嗟の念がす～っと光に溶け、
上がって行き、荒れ果てた土地は
実り豊かな黄金の稲穂が垂れる姿に
変わっていきました。
人の思念が癒されると、
世界はこんなにも美しいものに
変化していくのかと思った出来事でした。
また、ギャングの抗争が日常的に
起こっているスラムで生きた人生では、
その方自身の人生を癒した後に、
スラム街全体にも癒しを送ったのですが、
街には人々の何世代にもわたる
悲しみが渦巻いていて、その時代に
生きていた人だけではなく、
成仏できずに悪霊化した魂たちが
ゾンビのようにあちこちに漂っていました。
街の至る所でドラッグやアル中の人間が
虐待やあらゆる非人間的な悪事を
行っており、まさにここは地獄なのだな、
と思いました。
そういう世界に癒しを送っていたら、
この街に生まれてくる魂たちの
悲しい呪縛が見て取れました。
その呪縛に光を送っていくと、
解き放たれた魂たちが光に上がっていきます。
街は少しずつ明るくなり、
悲惨極まりない最悪の家庭環境だったのが、
父親は普通にまともな仕事に行き、
家庭では母親がご飯を作って、
幼い子供はおもちゃで遊んでいる様子に
変化していきました。
笑い声と活気に満ちた町は清潔で、
花も咲いており、あの何世代にも蓄積した
悲しみのエネルギーは消えていきました。
もう、ギャングの抗争の銃声も、
路地裏に転がるウイスキーの瓶も
ありません。
このように、
私は人の感情にフォーカスして
セッションしているせいか、
人の思念が浄化されると同時に
世界が驚くほど清浄で豊かなビジョンに
変化していくのを幾度も目の当たりに
しています。
今のこの世界の悲劇も、
私たち自身の心を温かで豊かなものに
していけたら、もっと美しく輝く
世界になるのでしょうね。
私たちの心を映して、
この地上が、そのような天国を
現しますように。