先日、あるアイテムを購入したのですが、
今そのアイテムと自分をチューニング
しているところです。
パワーストーンでもお数珠でも
何でもそうですが、
新しいアイテムをお迎えしたときは、
ようこそ私のところへ!
これから、どうぞよろしくね。
といった具合にご挨拶し、
自分とそれのバイブレーションを
合わせていくようにしています。
アイテムを人に置き換えてみると、
いきなり配置されてさぁ働け!
というのも何だか無粋な感じだし、
やっぱりアイテムの立場からしても、
自分がやってきたことを
喜んでくれているんだ!という態度で
接してくれたら嬉しいと思うのです。
そして、
どんな人のところにやってきたのか、
温かく気遣ってくれる人だったら
安心して馴染んでいって、
良い働きができるような気がします。
お迎えする側としても、
そういう気持ちでお迎えできる
アイテムだったら、末永く大切にして
良い関係を築いて行けそうですよね。
アイテムにすがるのは違うと思うけれど、
アイテムに使われるのではなく、
互いに良い影響を及ぼし合うのが
良いかな、と思っています。
自分の世界に新たなものをお迎えすると、
それまでのエネルギーバランスとは
違った変化が生まれます。
その変化を注意深く感じながら、
自分の中で生み出された変化のさざ波を
うまく使って、生かしていきます。
自分の状態も刻々と変化していきますし、
馴染んでいって、最初ほどのインパクトを
感じなくなっていくこともあるでしょう。
アイテムの種類や性質によっても
付き合い方は違うでしょうが、
馴染むほどに自分の手足のように
自在に使いこなし、そのものの
より奥深い可能性を引き出すほどに
自分も成長していく。
そんな関係性が理想かな、と思います。
バイオリニストにとってのバイオリン、
大工さんにとっての大工道具、
料理人にとっての包丁、
みたいな感じでしょうか。
道具というのは一面、
消耗品のようなところもありますが、
しっくりと自分に馴染むアイテムは、
自分を成長させてくれますね。
反対に、すぐに飽きてしまうとか、
何となく使わなくなってしまうというのは、
自分に合っていないのかもしれません。
ただそれも、
今の自分には荷が重すぎるけれど、
数年経って改めて見たら、
その時の自分にはまさにぴったりだった、
ということもありますし、
あるいは、自分が成長して、
そのアイテムでは物足りなくなってきた
というケースもあります。
いずれにせよ、
本当に自分を成長させてくれる
良き相棒に出合うのも、
ただ偶然に、とか運もあるけれど、
アイテム自体の目利きができたり、
自分自身をより深く知っている
ということも大事ですよね。
よく、スペックの高いアイテムが
良いと考える人も多いのですが、
相性もありますし、
そもそも格の高いアイテムを迎えるには、
それに見合う器がないと、
その力を引き出すことはできないうえに、
怪我の元です。
ただ持っていればすごくなる、
というわけではないんですね。
昔から、非常に優れたアイテムは、
持ち主を選んで渡り歩く、と
よく言われます。
下手に使われるよりは、
自分をうまく使ってくれる持ち主と
ところに行きたいと願うのも、
道理かもしれません。
本当に器のある人が現れるまで、
何十年、何百年と隠れたまま
眠り続けるアイテムもありますよね。
そういう話を聞くと、
ロマンだな~なんて思うのですが、
眠り続けたアイテムを目覚めさせる
というのも、なかなかにすごいことだな、
と思います。
何はともあれ、
新たに迎えた相棒とともに
良い仕事ができるよう、
精進していきます。