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さて。
感情解放のセッションでは、
今生の人生や、いわゆる過去世と呼ばれる
別の人生の記憶にアクセスし、
様々なアプローチでわだかまりを
解いていくことをします。
ですので、古今東西、
様々な人生のストーリーを拝見
するのですが、
毎瞬、私たちがどんな選択をするかで
その後の人生が悲劇になるか、
素晴らしい祝福に満ちた人生になるかが
相当に違ってきます。
ときにその判断が後に
悲惨な人生のスパイラルに堕ちていく
きっかけになったりしていることがあり、
セッションでは人生のストーリーを
辿りながら、その決定的なポイントを
探り当てていくということをします。
ただ、そういう決定的な選択の前には
少しずつ魔の手が伸びていて、
耳元で様々に悪しき方向への選択を
するよう、少しずつ少しずつ
薄暗い思念を吹き込んでいる存在が
いたりします。
そうやって暗い種をその人の中に
育てて行って、やがて機が熟したときに、
決定的な選択をするように
仕向けて行くのですね。
そういうところ、魔は非常に周到に
引き込んでいくパターンがあります。
ここにその流れを記しておきますが、
自分や周囲の人がそれに該当していないか、
チェックしてみてください。
自分のその苦しさは、誰かや何かのせい
なのだと責任転嫁し、自分を哀れな被害者
だと思い込ませる。
そして周囲への恨みや憎しみを掻き立て、
誰も信用できないと不信感を醸成する。
そうして、周囲から孤立させ、
自分たち(魔)はお前のその辛い気持ちを
よくわかっている。味方だと思わせる。
もう他に道はない、それしかない、
後戻りはできないと、極端に視野を狭め、
追い込んでいく。
良心や内なる導きの呼びかけを断ち切らせ、
善きものに背を向け、魔的なものに
自ら染まり、あるいは自分を捧げるように
仕向けて行く。
大体こんな感じの共通パターンが
あります。
特に運気が強い時は
こんなベタな手管にひっかかることは
ないのでしょうが、
運気が極端に落ちている時は
引っ張られやすいです。
だから、先日の記事の
運気が悪い時に気を付けること
の中で、孤立しないこと、
信頼できる人に相談すること、
という風にお伝えしたのですね。
ではそうした魔の手を退ける
術があるのかというと、
それは明確にある、と言えます。
よからぬ者は、
人の心のネガティブな思いに引っかけて
その人の中に暗い思念の種を蒔きます。
だから、ネガティブな感情が湧いてきたときに、
きちんとそれを統合できていれば、
奴らが引っかけるフックがなくなるので
引っ張られることはなくなります。
セッションでも、
じわじわと暗い方向に引っ張られていく
要因となる感情のエネルギーを
生い立ちやきっかけとなる出来事から
辿って行って、わだかまりがないように
統合していくということをします。
すると、怒りや憎しみに駆られて
破滅的な選択をしないストーリーに
変化していくんですね。
そうなると、その人はもう、
よからぬ者と関わった過去のストーリーを
持たない人生に世界線がシフトし、
未来も変わっていくわけです。
魔物と直接対決し、
契約解除の交渉をするやり方もありますが、
結局はフックとなるネガティブな感情を
統合するところは同じで、
それをしないと、どうやっても
魔なる者との縁は切れません。
責任転嫁や被害者意識は魔の大好物
ですから、これらの逃避癖を徹底的に
断っていくことが一番のカギになります。
人間、誰しも辛い時があります。
絶望感に苛まれ、もはやこれまで、
と思うこともあるでしょう。
ただそのときに、その苦しさを
誰のせいにもせず、この心と体で
深く受け止め、今に在るとき、
人生は在るべき様に展開していきます。
逃げずにそれを引き受けて
在ることが出来れば幸いです。
けれども、責任転嫁や被害者意識に
飲み込まれた時、魔がすぐそこに
口を開けて待っている、
ということを覚えておきましょう。
もはやこれまで、と思うなら、
わざわざ魔の口に飛び込むことは
ないでしょう。
死んでも自らを
魔の餌にくれてやることのないように。
最期まで、人として誇り高く在れ。