2月6日（月）19時から、
恒例の満月のオンライン瞑想会を行います。
まだまだ絶賛募集中です！
そろそろエネルギーチャージ必要かも？
と思った方、
今の自分のエネルギー状態って
どんな感じ？と知りたい方はぜひどうぞ。
さて。
感情解放のセッションでは、
インナーチャイルドや過去世を癒したり、
色々するのですが、
家系の因縁みたいなものを癒していく
流れになることも、割とあります。
虐待の連鎖の原因となる種を回収したり、
先祖の犯した罪とも言えるものや
雪辱を晴らす、みたいなことも
やったりします。
もちろん、
私自身が読み込んでいけることや
その方自身がそれに触れて行く
準備ができていることが重要なので、
全てを癒せるわけではありません。
どんなに頑張って読み込んでも、
その手掛かりさえ杳として知れない
こともあるし、
どう誘導しても、
その人の意識がそこに触れて行かない
ということもあったりします。
けれども、
解けるときは、何百年も囚われ続けていた
骨髄の恨みも、愛と信頼のストーリーに
変化させていくことはできるし、
何千年もの間続いてきた生贄の習慣と
犠牲による奉仕を繰り返す魂の傾向を
終わりにすることもできます。
永遠に続くように思える世界や思いも、
始まったものには終わりがあるのが
この世の道理。
それが今なのか、何百年後なのか、
という違いだけなのです。
人の人生、悲劇になるか、
幸せを体現できるかを分けるのは、
実は結果に見えるほど、大きな違いは
ないのです。
セッションで様々な人物の心模様を
丁寧になぞっていくと、
ほんのわずかな心持ちの違いや、
きっかけがあるだけで、
結末は天と地ほども違ってきます。
本当に辛い時、
一人でも、側に温かな眼差しを
向け続けてくれる人がいたとか、
悪い道に引っ張られそうになった時に、
引き戻してくれた人がいたとか、
逆に、虐待を受け続ける中で、
耳元で囁く鬼の声しか信じなかったとか、
劣等感や無価値感に苛まれているとき、
魅惑的な力を授けてくれるという
存在の誘惑に抗うことが出来なかったとか。
人生の分岐点のようなところで、
明暗の分けるものは結局何なのか、
と言えば、
やはりそれは自身の内の抱えきれぬ感情を
どう処理したか、ということのように
思います。
大抵の事例は、
当時は知らなかったであろう
その感情の正しい統合のやり方で
導いてあげれば、
悪魔に魂を売って、
鬼や魔物になり下がったような人でも、
ちゃんと人の姿に戻っていきます。
自身の内の、どうしようもない
無価値感や悲しみ、絶望感を癒す術を
知らなかったが故に、
それを子供やパートナーなどに
押し付けて、虐待をしてしまうとか、
決して他人を信用せず、
徹底的な恐怖政治でしか
身の安全を感じることが出来ず、
やらねばやられる、という
修羅の世界に自ら踏み入ってしまったり、
他者を自分の思うようにコントロール
することに四六時中腐心し、自身の不安を
背負わせようとしたり、
ありとあらゆる不健全な人間関係を構築し、
心休まる暇もなく、魔物を自身の内に
引き入れてしまうのです。
結果がどうしようもなく悲劇的で
取り返しのつかないもののように見えても、
そのストーリーの中の転換ポイントを見つけ、
そこに働きかけていけば転換していく
ことはできます。
そのために必要なのが、
それに向き合う本人が、
しっかりとそこに直面できるくらいに
肚を決めていることです。
そこがずるずるしているとね、
何をやっても、結果にはつながりません。
結局は、心底もうこの在り方は
終わりにする、そのためには、
今の自分にできることはすべてやる、
という本人の心持ち一つ、なのです。