明日7日(土)17時から、
新年最初の満月のオンライン瞑想会を
行います。
いつものように、お一人お一人
リーディングをさせていただき、
メッセージやアドバイスをお伝えします。
エネルギーチャージや調整、
皆さんとともに、地球の癒しや祈りを
送っていきますので、
ご都合良い方はぜひ、ご参加くださいませ。
さて。
今週の無料遠隔ヒーリングは
「自身の資質を生かして
人として誇り高い生き方をする」
というのがテーマでしたが、
働きかけをしながら
みなさんの意識に触れていると、
自分自身についてどう認識しているのか
というのが伝わってきて、
とても興味深かったです。
自分自身を知ることって、
なかなかに難しいものですよね。
自分自身の特性を徹底的に否定して、
認めようとしていない人は、
どこか自分本来の響きが抑圧され、
自分がわからなくなっているような
印象があったし、
自分を否定して何者か善きものに
なろうとしているというそのことの奥に、
何かを隠しているような気配もあったり。
あるいは、
自分自身を信じよう、愛そうと
頭で努力している一方で、
自分自身をちゃんと見ていない、
触れていないように感じられる人など。
自分自身に対峙するというだけで、
まるで磁石の反対の極同士を
近づけたみたいに抵抗し、
遠ざかっていくかのような状態を
見るにつけ、
かくも、ただ在るがままに
自分を知ること、自身に触れることは
難しいものなのだ、と
改めて思った次第です。
今回のヒーリングのテーマを
体現した在り方をするには、
まず自分自身の持っている資質を
知らねばなりません。
そのためには、
光も闇も含めた自分自身に
対峙する必要があります。
キラキラスピが好きな人は、
闇を切り捨てて光を求める傾向がある
ように思うのですが、
それだと必ずバランスを崩して
足元をすくわれます。
これについてはこれまで
何度も書いてきたのでここでは割愛しますが、
光も闇も、全部見て対峙できる自分で在って
はじめて、
自分にはどんな要素、資質があるのか、
それをいかに生かしていくのか、
というのがニュートラルに
見ることが出来るようになるんですね。
短所も長所も、ある視点から見れば
それは動かしがたいもののように
思えますが、
別の基準、視点から見たら、
短所だったものが長所に、
長所だったものが短所になることは
よくあります。
そういう様々な要素を持っている自分を
ジャッジメントの色付けをしないで
いかに受け止められるか、
というのが一つのポイントに
なるでしょう。
みな、多かれ少なかれ、
理想とは程遠い自分を見ては、
少なからず動揺するものですから。
さらに、
その自分をいかに生かすかという段階で、
この在るがままの自分でこの世界に対峙する
ということがあります。
言い方を変えると、
この自分を世に問う、とも言えますね。
どうしたらこの自分の資質が
うまくこの世界で生かされるのか、
どういう場面で潰されるのか、
自分とこの世界の両方を見て、
見極めていく視点が必要なのです。
このとき、世界に圧倒されて
自分への不信を抱くと
自尊心が損なわれますし、
過大な自己評価で自分を見失っていると、
この世界にうまくかみ合わずに
自分を生かすことが出来ないばかりか、
致命的な摩擦を生むこともあります。
この両方に長けた人が
名プロデューサーのような人
なのでしょうけれど、
そういう恵まれた才を持つ人は
多くはないでしょう。
だからこそ、
人は自分自身について、
この世界について、
学び続けるのだと思います。
誇り高さは、何よりも、
自分自身に嘘をついていない
というところから生まれてくる
と私は思っているのですが、
私たちの中心には、
必ず内なる神がおわします。
自分に嘘をついていないということは、
内なる神に嘘をつかないということ
でもあります。
これが誠であり、
古来より、日本人が大事にしてきた
価値観の元であったのではないかな
と思います。
ここが損なわれると、
魂の輝きは一気に失われ、
鈍く淀んだ状態になります。
だからこそ、
どんな些細なことであれ、
自分自身を偽っていないか、
気づく感性が大切です。
そうした日々の実践が、
あなたの魂を輝かせるでしょう。