今月はちょっと暇っぽいので
これ幸いと自分のワークに
精を出しております。
丁度がっつり取り組んでみたい
テーマがありまして、まずは
「開かずの扉」を開いてみようと
思ったのでした。
きっかけは、クライアントさんの中に
どれだけ働きかけても、うんともすんとも
言わない「開かずの扉」のある方が
いらして、苦戦していたからです。
そこにアプローチすると、
どんな側面から問いかけをしても
ほぼ読み取れる情報がなく、
けれどもかなり核心に近づいた
質問をすると即効で意識が飛ぶという、
絶対そこ、何かあるよね~
という気配アリアリの扉なのでした。
何もないなら、そういう反応の仕方を
するはずがなく、エネルギー的にも、
不自然な歪みが見られるので、
余程直面したくない何かなのでしょう。
ご本人もかなり頑張っていらっしゃるのですが、
無理やりこじ開けようとして開けられる
ものではなく、本人の在り方が
整わない限りは開かないでしょう。
そして、まだそれを開くだけの体勢に
なれていないその方の姿というのは、
紛れもなく私自身に重なる姿でもあります。
私の中にも、必ずこの方と同じくらい
がっちり蓋をしている開かずの扉があるはず!
ということで自身を振り返ってみると、
割と簡単に開かずの扉の気配が
捉えられました。
自分がクリアできていないと
人様にもここを越えていくよう
導いていくことが出来ませんから、
しっかり向き合っていきます。
今、自分がこれを開けるのだという
意識で自身の体勢を整えていき、
少しずつその扉の奥のエネルギーを
受け止めていくということを
していたのですが、
断片的ないくつかのエネルギーを
統合した後にどっと出てきたのは、
「生きることの辛さ」でした。
ひたすら、生きていることが辛いという、
閉塞感や様々な質感の苦痛を
受け止めていきました。
来る日も来る日も嫌なことがたくさんあって、
けれども逃げ場がない苦しさ。
夜、やっと一日が終わったと思って
朝起きると、今日もまた嫌なことの
繰り返しが始まるだけという
終わりのない無限ループ。
子供の頃は、確かにそんな感覚で
日々を過ごしていましたし、
別の人生の感覚もあるのでしょう。
うわ~、この感覚は、
逃げたくなっちゃいますね。
日常、良く感じていた体の痛みが
出る場所に、特に強く反応があったので、
あの体の痛みは、生きることの辛さ
から来ていたのでしょう。
それから、
こういう嫌な感覚というのは
結構脳にも深く刻まれているな、
という体感がありました。
喜びの感覚が薄いとか、
ヒーリングが効きにくいというのも
ひょっとしたら関係あるかも
しれませんね。
丁寧に癒していくことにします。
いくつもの人生の、無数の場面で感じた
生きることの辛さが、魂の奥底に
澱のように厚く沈殿していたようで、
こんなエネルギーが沈んでいたら、
そりゃぁ喜びなんて溢れてこないだろう
と納得でした。
でも、少しずつお迎えに行って
統合していくにつれ、
ハートの奥が明るく、軽く
なってきました。
掘り進むほどに、扉の奥にまた別の扉が
現れてはその奥のエネルギーが
固まっているのが見て取れ、
こんなにも多くの領域が機能不全で
うまく働けない状態にあるという事実に、
驚きよりも変に納得している自分もいて、
それでもどうにか生きてきたということに
人間てすごいな~としみじみ思いました。
開かずの扉と言いながら、
一旦開いてしまえば後から後から
色々出てきて、僕もお迎えに来てよ!
とアピールしてくるカケラ君がいっぱい。
そういう彼らは固まっていて
うまく命のエネルギーが流れていないから、
そこに命の呼吸を通してあげれば
復活していきます。
そうやって呼吸が通るようになると、
それまでいかに自分がその部分を
使っておらず、呼吸していなかったのか
というのがよくわかりますね。
ホントに体の機能の極々一部しか、
使えていないのです。
こうして心の体の機能を
取り戻していくと、
この世界を感じる感覚も、
以前とは随分違ってきます。
結構残テーマはボリュームがあるようなので、
今日はこのくらいにしてボチボチ進めて
行くことにします。