今日は嘘をつくこととカルマ、
そしてエネルギーの状態について
私が感じていることを
書いてみようと思います。
うまく言葉にしてまとめることが
どこまで出来るか、なかなかに
難しいのですが、トライしてみる
ことにします。
カルマの定義については
博識で一過言ある方も多いでしょうが、
ここではスピ業界的に多分
一般的に捉えられている概念で
使うことにします。
カルマというと、多くは因果応報みたいな
悪いことをすると後々自分に返ってくる
みたいなネガティブなイメージで
使われることが多いように思います。
けれど、カルマにはもちろん
良いカルマもあって、良いカルマは
良い恩恵として返ってきたりもします。
そう言うと、人間目線の
悪いことをしたから罰せられたのだとか、
良いことをしたからご褒美をもらったのだ
捉えられがちですがそうではなく、
ただ自分がやったことがやったように
返ってくるというというだけの話。
これが私が認識しているカルマの概念です。
それを前提として、話を進めます。
私がリーディングしているとき、
その人の中に、様々なコードが
エネルギー的に読み取れます。
ある時代にどんな気持ちを抱きながら
過ごしたのかとか、
どんな意図で何をしたのかとか、
どんな存在と関わっていたのか、
今現在、それらがどんな風に影響
しているのかなど、
ときにそうしたことが
人生をまたいでも続いているのを
見て取ることもあります。
私はビジョン派ではないので
ハッキリと場面が見えることは
少ないですが、
折り重なる無数のコードを辿ることで
今起こっていることの因果を
読み取ることが出来ます。
もちろん、いつもクリアにそれが
読み込めるとは限らず、ある時は
非常に混沌としてわかりにくかったり、
靄がかかったように読み込めなくなる
ときもあるのですが、
読み取りにくい時はそれなりに
理由があるものなので、
その理由を辿ってヒーリングしながら
掘り下げていくプロセスを経ることも
よくあります。
セッションでこうした絡み合った要素を
癒したり統合作業を進めていくと、
これらのエネルギーコードも
かなり変化していきます。
たとえば、最初は真っ黒いダークな
バイブレーションのコードが太く
絡みついていたものがきれいに消えたり、
トラブルの種となりそうな
危うい気配のコードだったものが
ヒーリングしていくと穏やかに輝き、
優し気な明るい福を呼びそうなものに
変化して行ったりということがあります。
そういう変化を見ていくと、
こうしたエネルギーコード自体が、
カルマそのものであり、
ヒーリングによって、
ネガティブなカルマが清算されたのだ
と捉えることができるだろうと思います。
人のエネルギーの中には、
そうした無数の情報が折り重なって
記録されているんですね。
で、ここで嘘をつくことについて
なぜ取り上げようとしているのかというと、
嘘をつくことで事実とは違うことを
自分や他者にねじ込むと、
その部分のエネルギーが歪むんですね。
出来事のエネルギーも歪むし、
自分や関係する人たちのエネルギーにも
歪みが生じます。
すると、これがねじれたカルマとなって
波紋のように広がり、展開していきます。
その波紋が、時空を越えて
影響を及ぼしていくんですね。
だから、リーディングをしていると、
その持ち越してきた歪みの痕跡が
読み取れたりするのですが、
それが今現在の生き辛さに
つながっていたりするわけです。
感情解放ワークで、よく
拒絶したものは繰り返し差し戻される
という法則をお伝えしていますが、
これも、厳然として在ることを
無かったことにして受け取らずにいると、
その「嘘」を修正するように
人生から差し戻されるような働きが
起こってくるんですね。
この宇宙には、そういう
何か、正しく戻ろうとする力が
働いているようなのです。
そして、その人の在り方が正しく
修正されると、あの歪みの波紋が、
きれいに修正されていきます。
無数の時空間に広がっていた
影響が全て、その瞬間に整い、
直るのです。
だから、今この瞬間の自分が
どのような在り方をしているかは
非常に重要です。
そのようにして歪みが修正されると、
その人の存在のエネルギーが
ものすごく奥深いレベルまで、
す~っと通っていく感じがします。
私たちの中には
無数の歪みがあるでしょうが
自分自身に真摯に向き合い、
引き受けるべき責任を
引き受けていくほどに、
存在の響きが深く、揺るぎない確かさを
感じさせるようになるのは、
不健全に絡み合い、ノイズだらけだった
コードがなくなり、クリアに通っていく
からだと思います。
そういう人は、深く静まっているけれど
計り知れぬ力強さと存在感を醸し出します。
私がよくお伝えしている
自分の中心の感覚は、
この存在の響きに由来しています。
自分の中心が深く捉えられる人ほど、
その人は自分自身の歪みやノイズを
クリアに清算してきた人なのでしょう。
自分の中の嘘や歪みを
どれだけクリアにできるか。
そんなチャレンジの最中に
私たちはいるのかもしれません