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直接メールでお申し込みくださる方の中に、
未だにこちらのアドレスでくださる方が
あるのですが、今後はメールフォームを
お使いください。
さて。
先日、家の用事で役所に行ってきたのですが、
その帰りから異様に体が重くなって
疲れが取れないので、
あぁこれは乗っかられたな、
と思って見て見ると、
年配の女性と男性がしっかり
乗っておられました。
仕方がないなぁと思いつつ、
リーディングしながら彼らの思いに触れ、
癒しのエネルギーを送っていきました。
すると、
彼らの中に読み取れたのは、
許し難い恨み、怒り、どうしようもない
やるせなさ、不安、依存の思いなどなど。
さらに辿っていくと、
怒りと暴力の連鎖が続いているのが見えました。
こうやって人と人との絡み合いを通して、
この暴力的なエネルギーが連綿と
生き続けるのですね。
人を媒介として生き続ける
それ自体、命ある生き物の様だ、
なんて思ってしまいました。
この人たちは(死んでますけど)、
生前、こんな苦しい思いを日々感じながら
生きていたんだな、と思いつつ、
かつての私もまさにそうだった。
毎日、心が重くてどうしようもなく
生きていることが辛かったな、
ということを思い出しました。
とにかく、
その連鎖を辿れるところまで辿って
その人を越えて、その先まで
エネルギーを送っていきました。
そうしていると、
壁のように遮られるところがあったのですが、
そういうところの先にも、
あ、こんな風に流せばいいんだ、
というインスピレーションが来て、
どんどんその壁の先にも送っていきました。
しばらくして目を開けてみると、
同じ部屋にいるのに世界は随分と
明るくなっていました。
体の重さも大分軽減しています。
男性の方はすんなり上がっていってくれましたが、
見ると女性の方はまだもじもじしています。
話を聞いてみると、
不平不満、愚痴のオンパレード。
あの人があぁしてくれなかった、
この時こんな風にされた、悔しかった、
というような被害者意識が強く、
その割に自分で行動してないんですよね。
こういう人の心の奥にあるのは、
自分自身の力に対する不信感と無力感で、
だからこそ、自分を幸せにするのは
自分ではなく、誰かの義務であると
思い込んでいるのです。
自分で自分を幸せにするなんて、
耐え難いプレッシャーなのですね。
故に、この方を本来の命の流れに戻すには、
自分自身の力をちゃんと受け入れることが
カギになります。
自分に力があったらどんなにか生きることが
楽になるか、楽しくなるかと思うでしょうが、
実は無力で居ることにもメリットがあって、
そこにしがみつく人もいますね。
生きていようと死んでいようと、
こういう人間の精神構造は同じです。
生前の在り方をそのまま、死んだ後も
持ち越していくんですよね。
だからみなさんも、せいぜい
生きてる間に諸々の生き辛さ、
精神構造の歪みを正していくことです。
で、その女性に
「あなたさぁ、自分の力をちゃんと
使えるようになりたい?それとも、
無力で居ることのメリットにしがみついて、
不平不満を言い続けるのをこの先も
ずっとやるの?」と聞いてみたら、
肚を決めたようで、
しゅっと背筋を伸ばした感じで
「私は自分自身の力を使えるような自分に
なりたいです」と言われたので、
お手伝いすることにしました。
見ていくと、彼女の中に
歪んだ信仰の気配があって、
信じる存在への依存と自身の無力化が
起こっているようでした。
この関係性を修正して、
自分に力を戻して、契約関係も
解消していくと、随分自立した
凛々しい女性になりました。
彼女を見ながら、
人々から力を奪い、信仰されている
存在が強大な力を得ていく。
世界中の宗教でこういうことが
起こっているのだろうな、と思いました。
宗教は確かに心の支えになるところは
あるけれど、自分を無力にするような
依存した信仰は違うだろうし、
自分自身に深くつながっていく、
そう言う信仰こそが本物ではないかな
と私は思います。
そんなこんなで彼女も大分いい感じに
なってきたので、ご縁の方にお迎えに
来ていただいて、お帰りいただきました。
また世界がぐっと明るくなった感じです。
生きていようが死んでいようが、
自身の在り方が自分の居る世界を
決めるというのは同じです。
自分の世界を、地獄にしないように、
日々精進していきましょう。