短所と長所は紙一重とはよく言いますが、
それはただの性質であって、
どう使うか、どう評価するかで
同じものが生かされもすれば、
殺されもする、というだけの話。
薬も、使い方を誤れば毒にもなり、
包丁もそれで人を殺せば凶器だけれど、
美味しいお料理を作ればなくてはならない
素晴らしい道具となります。
要は、そのものの可能性を
どういう意図で使うのか。
その意図を正しく使うというところが
ミソなんだろうな、と思います。
その要素のまっさらな可能性を、
いかに調理するか。私たちは
その手腕を問われるわけです。
そんなことをつらつらと考えながら、
私自身が自分の様々な要素について、
色々ジャッジメントしては
矯正しようとしたり、気に病んだりして
殺しているな、と思いました。
そういうのも、そろそろやめようかな、
と思った今日この頃。
これまでは、直そうとか矯正しようとか
思っていたわけですが、
そう思っても頭で決めているので、
やれたためしがないんですよね。爆
もう、そう思うこと自体が無駄だと
わかったので、直すのではなく、
自分がやりたいことをやりたいように
やらせてみようと思いました。
平均寿命から言っても私の人生は
もう半分はとうに過ぎてしまったわけだし、
やりたくもないことに無駄な時間を
費やしているのはもったいない！
というわけで、やりたいことは
先延ばしにせず、できる限り
やらせてあげようと思いました。
今まで散々、やりたくないことを
一生懸命やって来て、
やりたくないから渋々やることの
疲労感、絶望感は嫌というほど味わったし、
大した結果も生まれないということも
わかったので、もういいかな。と。
もっと深く自分と繋がって、
もっと自分に忠実に生きてみようと
思います。
今まで、何度もそう思ったことがあって
そのたびに少しずつ軌道修正は
してきたのですが、もう少し
ググっと修正してみようと思いました。
今の私は、こうしなければならない、
という自分に矯正している枠組みが
結構あって、それを外すことに
まだまだ抵抗があります。
けれど、
その枠組みを守らなかったからと言って
そう大した問題ではないはずなのです。
それなのに、こだわっているのですよね。
思う通りにならないのがものすごく嫌で、
その枠に強制的にはめ込みたくなる。
なぜなのか。
その基準に達しない自分に、
無力感を感じるためのようです。
けれど、私のもっと深いレベルでは、
本当はそんな基準には全く興味がなく、
それを気にしなければいけないこと自体が
苦痛で仕方がないのです。
興味がないので、やる気も起きない、
創造性も湧いてこない、だから
結果も出ないわけだけれども、
それでも結果をひねり出そうとするので
無理やり力づくの努力を強制している
わけですね。
そして、さらなる無力感を
深めているという悪循環。
本当に楽しいことだったら、
放っておいてもついついやってしまう
わけだし、創造性なんてひねり出さなくても
どんどん湧いてくるので、
そっちで頑張った方がずっと合理的です。
と、ここまで整理できたので、
まずはやりたくないことを止めることを
自分に許可したいと思います。
取ってつけたような目標を自分に
強制することを、ただ今をもって
止めます。
ほんっと興味ないし！！！
そんなもん、どうでもええわ！！！笑
そんなものにすがっているよりも、
やりたいことをやりたいようにやることの
エネルギーの方が大きいという実感は
確実に私の中に在るので、絶対大丈夫！
大事なのは、自分から離れず、
自分自身を生きること。
そう決めた途端に、
それまでこだわっていたものが
いかに自分の中の創造性の発露を
妨げていたのかがよくわかりました。
ホント、いらんこだわりでしたね。
そう言えば、すごくこだわっていた時は
全く成果が出なかったけれど、
こだわることのなくなった今の方が
ずっと調子が良いということが
既にあることに気づきました。
それが、ダイエットで、
昔はすごく太っていたので、
気にしてダイエットなども何度も
トライしたことはありましたが、
結局ダメで、
諦めて何もしないで、
好きなものを好きな時に、好きなように
食べている今の方が、体重なんて
年に１度の健康診断のときくらいしか
測らないのですが、太らないですね。
健全な自分との関係性を築いていたら、
そう言うものはちゃんと調和して
良い状態になるのでしょうね。
というわけで、もっと自分を信頼して
好きなように生きようと思った
今日この頃でした。