明日の満月のオンライン瞑想会、
今のところ人数少な目なので、
じっくりリーディングして
アドバイスをお伝えできるかも!
気になる方はぜひどうぞ~!
さて。
ご近所さんから親子や親戚関係、
パートナー間の関係などでも、
やたらと干渉してくる人って
いますよね~。
大したことでもないのに
些細なことでもあーでもない、
こーでもないと一々口出ししてくる。
言われた方はたまったものではありませんが、
親子やパートナーなど、緊密な間柄ほど、
逃げ場がなくて追い詰められていくことも
多いように思います。
言われる側ではなく、自分がついつい
そうしてしまう傾向があるという方も
いらっしゃるかもしれません。
ご本人としては、「相手に良かれ」
と思って口出ししていることが多い
のかもしれませんが、
実はそういう行動のほとんどは、
自分の落ち着かない気持ちを
相手をコントロールすることで
収めようとしているだけで、
結局のところそれは
「相手のため」ではなく、
「自分自身のため」なのです。
実際に、そういう場面をワークして見ると、
口を出そうとした瞬間に浮上している
ざわつく気持ちを統合できると、
同じ場面に戻って相手を見ても、
別にどうということもなく
気にならなくなります。
たとえば、
あなたにそんな行動をされると
イライラして仕方がないから
大人しくしていてちょうだい、とか、
私を心配させるようなことを
しないで、とか、
あなたがお行儀良くしてくれていると
私も鼻が高いわ、とか、
つまりは自分が心穏やかに過ごしたいが故に
相手をコントロールしようとしている
わけです。
ワークをして統合するのは、
このイライラや不安感や劣等感などで、
これらが満たされれば、
相手をコントロールしたい衝動も
起こらなくなるので、気にならなくなるのは
道理です。
とは言え、人間誰しも
多かれ少なかれ相手に対するニーズ
というものはあるでしょう。
程度の問題というのもあるでしょうが、
根本的には、自分の気持ちや幸せに
自分が責任を持つという姿勢が
大事なのだと思います。
相手の言動にイライラしたり不安になったり
するのであれば、まずはその自分の気持ちを
自分でしっかり受け止める。
そのうえで、まだ気になるのなら、
相手にどうしてほしいのかを
苛立ちなどの感情を交えずに
ニーズを伝えます。
その言葉を相手が受け取ってくれるか
くれないかは相手次第ではありますが、
そういう自身のニーズをちゃんと伝える
ということも、自分自身の責任なのです。
この辺り、言わなくても察してくれない、
わかってくれない、と不満を募らせて
いないかな?というのも、
良く振り返ってみましょう。
そして、相手が応えてくれれば
感謝だし、そうでなければ、
自分がその状況の中で、自分のために
何ができるのか、ということに
応えていくことになります。
そういう毎瞬の自身の言動や
内面に浮上してくる感情などに、
自分自身で応えていく責任が
私たちにはあるんですね。
けれど、その責任を無意識にも
誰かに転嫁してしまう。
私が幸せになれないのは
子供のせい、パートナーのせい、
親のせい、職場の人間のせいなどと
考えて、自分がすべきことを相手に
させようとする。
これがコントロールです。
けれど、こういうことを
やればやるほど、自分は無力に
なっていきます。
なぜなら、自分の幸せや安寧は
相手次第になるからです。
自分を幸せにする責任を引き受けるって
ときに押しつぶされそうな重圧を
感じることもあるでしょう。
だからこそ、あなたが私を
幸せにしてよって、思ってしまう
のでしょうが、
それを相手に押し付けるのは、
酷というものですよね。
もちろん、誰かを幸せにしてあげたい、
守ってあげたいと思うこと自体が違う
と言っているわけではありませんよ。
巷に見られる不平不満の多くは、
自分自身に対する責任を果たさない
ところからきているものが
大半なのではないかな、と思うのです。
世の中そういうものだとか、
世間体や価値観にがちがちに縛られて、
委縮して固まっているのでは
ないでしょうか。
あなたが固まって動けなくなっているように、
相手もまた、心が固くなって
自分ではどうしようもないと諦めて
動けなくなっているのでしょう。
そんな心の絶望感、悲しみ、怒り、
無力感などが、他者への過剰な干渉
となって表れたりしているのです。
だから、そういうのをしてしまう人も、
される人も、同じものを持っているが故に
引き合っているわけなので、
いずれにせよ、
自分の中のそういう満たされないものに
きちんと向き合って統合することです。
それが、自分自身に対する責任
ということでしょう。
自分が満たされていくに従って、
自身の現実にそういう人を
引き寄せなくなります。
あなたの生きる現実は、
穏やかに、適切な距離感と思いやりを持った
人間関係で満たされていくでしょう。