感情解放のセッションで
掘り下げをしていると、
ここが核心かな~?と思うような
独特の反応をするポイントが
あるんですよね。
その方向に意識を向けると
すごく心がざわつくとか、
途端に混乱して訳が分からなくなる、
眠くなるなど意識が飛ぶ、
他人事のように当事者意識を持って
見られない、何も感じられない、
何度意識を向けても
どうしても集中できないなど、
こういう反応が出ると、
ますます怪しい~!と
私の中のセンサーが反応するわけです。
これらはみな、
触れられたくない、見つかりたくない
という「抵抗の反応」で、ということは、
そちらの方向に確かに見るべきものがある
ということになります。
私たちの普段の意識ではなかなか
見ようとしないもの、意識を向けないところ
にこそ、その人が変容のためのカギがあるので、
セッションでは、意識の暗いところに
バシバシ光を当てていく作業をしていく
ことになります。
けれど、そういうところに
埋もれているものというのは、
ほぼその人にとっては
辛い体験の記憶だったり、
どうしても認めたくない自分の姿が
あったりして、
そこに光を当てていくというのは
なかなかに苦しく葛藤のある
作業になることが多いです。
人は、辛すぎる体験をしたときに、
あれは自分ではないと思い込むことで
何とか自分を保とうとすることが
ありますし、
いや、あれはそういうことではなかったのだ
と事実を否定することで、深く傷つくことを
回避しようとすることもあります。
けれど、そのようにすると、
本当の自分自身を失ってしまうんですね。
自分で自分に嘘をつくことになるので、
それ以後の自分は偽りの人生を
生きて行かなければいけなくなります。
掛け違ったボタンが永遠に正しく
ならないように、
狂った歯車が次々におかしな動きを
誘発するかの如く、人生のあらゆる要素が
不調和をきたすことになります。
これを正しく調和した状態に戻すには、
自身についた嘘を正していく作業が
不可避なのです。
たとえそれがどんなに辛いプロセスに
なろうとも、その辛さを統合していく中で
最終的には失った自分を取り戻し、
生きる力が再び自身の内から湧き起こる
ようになっていきます。
こういうプロセスをすっとばして、
小手先だけで辻褄を合わせようとしても、
それは決してうまく行かないでしょう。
なぜなら、それは元を正さずに
さらに嘘を重ねていくことになるからです。
もしあなたが誰かに嘘をつかれていたとして、
その人がその嘘を正すことなく、
和解しよう、仲良くしてほしい、
自分も悪かった、などと言ってきたとして、
あなたはそれを受け入れ、赦すことが
できるでしょうか。
その人が嘘を正さない時点で、
自分の都合しか考えていない人なんだな
と思ってしまわないでしょうか。
本当に自分の非を認めるのなら、
心底の誠意をもって、その非を改める
行動を起こすべきではないでしょうか。
自分自身に対して、
そのくらいの覚悟を持って誠実に
向き合うことをしようと
思えるのかどうか。
できないというのであれば、
あなたはその程度にしか自分の尊厳や価値を
認めていないということになるでしょう。
自分を奮い立たせて、
歯を食いしばってでも
大切なものを守る、という気概を
自分自身に対して持てたら良いですね。
そのくらい、この自分というのは
安易に踏みにじられて良い存在では
ないはずですから。
あなたが本当に心を決めたのなら、
そのプロセスはちゃんと越えていく
ことはできますし、その力は必ず
あなたの中にあるのですから、
自分の心ひとつです。
今まで、そういう方たちをたくさん
サポートさせていただいてきましたが、
勇気を出して、魂の奥底に眠っていた
傷ついた自分を統合できると、
みなさん晴れ晴れとして、
自分の内から溢れるエネルギーに満ちて
輝き出します。
本当に自身の尊厳を取り戻した人の輝きは、
外面を取り繕った見た目の良さとは
力強さや品格がまるで違います。
自分もそろそろ、心を決めるタイミングかな、
と思ってぜひサポートを受けたい!と
思う方は、どうぞご連絡くださいね。
あなたの真に輝く歩みに祝福を。