季節は巡り、SNSの投稿でもみなさん、
今の時期はきれいに咲き誇る桜をはじめとする
花々の投稿に溢れていて、
楽しい季節ですね。（＾＾）
心底寒さのこたえる冬が過ぎて、
自然界の理通りに温かな季節がやってくるのは
有難いものです。
人生もよく季節の巡りに例えられますが、
人生の冬や春がどの年代に来るのか
というのは人それぞれで、
随分味わいも意味合いも違いますね。
厳しい季節をどんな風に過ごすかで、
次にやって来る楽しい季節の質が決まり、
またその豊かさを味わう季節を
どう過ごすかで、来るべき冬の試練の
厳しさが決まるという面もあります。
単純に、夏が良くて冬は良くない
とはもちろん言えず、
人生のそれぞれの季節に、
厳冬の時期にしか味わえない
染み入るような豊かさ、温かさもあれば、
盛夏の時期だからこその力強い
生命力あふれる輝きもあります。
私自身、５０を目前にしたこの年になって、
これまでの歩みの成果を受け取ると同時に、
肉体を持つが故の様々な変化から来る
現実に直面する年齢になったな、と
最近つくづく感じます。
少し前までは、昨日よりは今日、今日より明日
の方がきっとできないこともできるようになって、
人生はどんどん良くなっていくのだ、という
感覚が無意識の内にもありました。
けれど、去年はできていたことが
今年はできなくなっているということが
チラホラ出てくる年齢になると、
途端に見えている世界が変わってきます。
人生の先輩たちも、こんな風に違った世界を
見ていたんだな、というのを改めて
知るわけですが、
どんなにケアを重ねても、
（って、私は大してしてるわけではありませんが）
若い頃と全く同じ、というわけには行きません。
若い頃は、経験や思慮の足りなさからくる
未熟さがある代わりに、そういう足りないものを
補っていけるだけの体力などの自力がありました。
けれど、年を重ねてくると、
体力や体の自由度は落ちてくるけれど、
今度は内面的に深まっていくものが
出てきます。
こうしたもののバランスやピークを
どうコントロールしていくのか、
というのが人生の醍醐味の一つ
なのかもしれません。
必然的に漸減していくものを踏まえると、
かつては未熟さを補っていたものが
無くなっていく年代になった時、
今度はそういう自分を支えるだけのものが
自身の内にどれだけ育ってきているかが、
人生の後半を豊かに過ごすカギになるだろう
と思います。
考えてみれば、これは避けようもない事実で、
わかり切ったことではあるのですが、
若い頃は、老いたときのことなど
全く切実さがないので、
おろそかにしてしまいがちです。
それぞれの人生の時期に、
感情解放ワークとどんな風に出合い、
生かしていったかで、その時期、
その後の人生も相当に違うだろうな
とはよく思います。
サロンにも、10代から70代の方々が
来てくださいますが、これからの若い方なら、
伴侶など出会っていく人生のキーパーソンも
違ってきますし、チャレンジの質も、
大きく違ってくるでしょう。
30代40代の子育て真っ最中の親御さんなら、
インナーチャイルドの痛みを引きずらずに
子育てをもっと楽しめたり、健全な親子関係を
築いていけるでしょうし、
50代60代の、子育てを卒業されて
お孫さんがいらしたり自分のための時間を
たっぷりとれる方でしたら、さらに
ご自身の経験を総括し、深め、後進に
役立てるようなご活躍をされる方もあるでしょう。
それぞれの年代において、
ワークを実践されることで、
余計な重荷を引きずらず、
本当に軸を置くべきところを
感覚的に捉え、ものごとに対処できる
在り方が体現できているというのは、
何物にも代えがたいメリットであろうと思います。
ワークを実践されて、未完了の感情の
チャージが少ないと、色々なものに
それほど心乱されなくなりますし、
自分が何にどこまで責任を取ればよいのか、
明確に分かるので、ものごとの見極めが
とてもシンプルになるからです。
人生の困難で多くの人がつまづくのは、
様々な人間関係だろうと思いますが、
そのテーマが軽くなるだけで、
どれだけ人生は楽しく豊かなものになるでしょう。
逆に言えば、私たちはそれだけ
背負わなくて良いものを背負い、
絡み合って自分で自身を不自由に
しているんですね。
なにはともあれ、
人生のどんな季節でも、
クリアに軽やかで楽しく豊かに
過ごして居たいものです。
あなたの困難な時期が、
ワークによって少しでも豊かに
実りあるものとなりましたら幸いです。
背負い込んだ重荷が辛くて仕方がない！
という方は、ぜひセッション受けてみてね。（＾＾）