最近、私たちの体の中に入り込んでいる
様々な存在について頻繁に書いてきて
いるのですが、
以前は、私はこうした除霊とか
悪魔祓いに近いようなことは専門外です
って言ってたんですよね。
あくまで感情にフォーカスした
「感情解放ワーク」をしていましたので。
けれど、セッションしていると
どうしてもこういう存在を抜きにして
先に進めないという部分が出てきて、
いつの間にか、こんな風にあれこれ
やるようになってしまいました。
今では、中に入っている方たちの
正しい行き先案内人の役割の方が
主になってきている印象ですが、
中の方たちにも、未練とか無念とか
心の傷を癒してから行くべきところに
送り出しているので、
感情解放ワークの要素が
無くなっているわけではありません。
送り返すときに、どうしてここまで
丁寧に彼らの解放ワークをしているのか
というと、
彼らの心情をワークすることは、
入られている方自身の気持ちを
解放しているのと同じことだからです。
同じ要素で引き合っているので、
彼らをワークしていると、
ご本人も、あ、これ自分の気持ちと
そっくり同じだ！ってわかるんですね。
だから、彼らが軽くなれば、
自分も一緒に軽くなっているわけです。
それと、彼らを送り出すときに、
自分で行き先がわからない方には
お迎えを呼んで差し上げるのですが、
未浄化の状態でお迎えを呼んだ時と、
ちゃんと浄化されてから呼んだときでは、
お迎えに来てくださる存在が
違うんですよね。
以前、中に入っている存在が
納得したのでお帰りいただこうと思って
お迎えを呼んだら、ものすごく恐い方が
来たのでびっくりして、
中の存在、この時はかつて人間として生きた
ことのある未浄化霊だったので、
あなたは生前、まともな人生を生きた方ですか？
とお聞きしたら、なんと人を5人殺している
と言ってきたのです。
強盗に入った家の家族を皆殺しにしたそうです。
これはこのまま返してはいかん！と思って、
お迎えに来た存在にはいったん保留していただいて、
改めて、この御霊のワークをすることにしました。
身の上話を聞くと、
幼少期からすごく不幸な境遇で生きてきたそうで、
その中で、どうやら魔物に魅入られてしまったようです。
彼の人生で味わった苦しみ、悲しみ、怒り、
痛みを癒し、統合して魔物との契約も解除して、
もう強盗で人を殺したりしない人生に
パラレルシフトしたところでもう一度
お迎えを呼んだら、今度は最初のときよりも
優し気な方がお迎えに来られました。
そうして無事にお帰りいただいたのですが、
この件があってから、中途半端にお帰ししては
その存在のその後が全く違ったものに
なってしまうとわかったので、できるだけ
丁寧に完了させるようにしています。
私はやはり、感情解放ワークが基本なので、
中の方に対しても、彼らが自分の命の
本来の流れからどうして外れてしまったのか？
ということに興味、関心があります。
そして、
それが魔物であろうと未浄化霊であろうと
妖怪や狐さん、一部感情のある宇宙人も、
その身の上にはやはり感情が結構重要な
鍵になっていることが多いです。
感情のない宇宙人とか、地球の道理が通用しない
宇宙人はまだ正しい扱いがよくわからないのですが、
感情のわだかまりを解いて帰してあげた方が、
入り込んでいた存在を単に光に上げるよりは、
完了した後の調和の感覚、晴れやかさが
全然違うんですよね。
入られていたご本人も一緒に
調和していくし、なぜそういう存在に
入り込まれていたのかというところも
その根本原因を丁寧に処理していくので、
深く腑に落ちる感じはあると思います。
いずれにせよ、そういう存在が入っていると、
自分自身の中心の感覚、魂の導きや真の力と
繋がりにくくなります。
そして、他人が自分の人生を生きているので、
どうやっても自分の人生に責任など
取れないのです。
つまり、自分の感情の責任もとれない、
統合ができないということを意味しています。
だから、未完了の感情を統合しようとしたら、
まずはそれをやろうとしている意識が
本当に本人なのかどうかを
確認する必要があるということなんですね。
そんなこんなで、中に入り込んでいる
別の存在に気づくようになってしまったのですが、
私たちの体、人生というのは、
隙あらば入り込みたい、乗っ取ってやろうと
思う存在がうようよいるほど、
羨ましい存在であり、人生なのです。
私たちは、限りなく貴重なこの人生、この体の
正当な主体者であります。
辛いこともあるけれど、
この心と体と魂でここに生きなければ
成し遂げられないたくさんのことがあります。
大切に、生きて行きたいですね。