昨日は気持ちが昂るままに
書きなぐった感じの投稿でしたが、
書かずにはいられませんでした。
いたずらに危機感を煽りたいわけじゃないし、
不安にさせたいわけでもない。
が、いい加減気付いて声をあげて行動しないと、
どんどんとんでもない国になっていきそうで、
これまでにも、日本国民のためにはならず、
国を弱体化させる法律が出来たり
改正されたりということが着々と
繰り返されてきているのを見ると、
不気味で仕方がありません。
そんな状況の中、ここしばらく
日本人の精神の核って何だろう?
とずっと考えていました。
かつて、様々な国の人々から
賞賛され、憧れすら抱かれていた
礼節と品位ある、誇り高い日本人は
いかにして作られたのだろうかと
そのエッセンスのありかに
思いを致していました。
戦後教育を受けた私には、
日本はダメだ、日本人は世界に迷惑をかけた、
日本軍は悪の権化みたいなイメージしかなく、
自分の先祖が持っていたはずの精神性から
断絶している根無し草の様な頼りなさを
感じていました。
歴史というのは、自分が何者であるか
というある種のプログラムでもあると
私は感じているのですが、
国境をまたぐと歴史が変わる
というマイケル・ヨン氏の言葉のように、
事実はそれを見る側の視点によって、
様々に変化します。
またそれだけに留まらず、
ときに歴史は戦勝者の都合の良いように
書き換えられ、また虚偽も入り交ぜて
敗者の力を封じるためにも使われるのです。
スピリチュアルな意味で言ったら、
こういう工作自体がその国にかけられた
呪いとして機能する部分もあると思います。
それ以外にも、この国には
もっとがっつりスピリチュアルな呪いも
かかってるような気もしますが、
それはさておき。
日本人の精神の核はどこにあるのか。
神話を失った民族は70年で滅びる
という話を聞いたことがあります。
日本は戦後、日本神話を教育で教えなくなって
既にそのリミットは越えているわけですが、
別のところでも神話がその国の民にとって
非常に大事なものであるということを
教えていらっしゃる方のお話も
聞きに行ったことがあります。
そのときは、どうして神話「ごとき」が
そこまで大事なのか、さっぱりピンと
こなかったのですが、
どうやら神話というのには、
ものすごく大事なエッセンスが
あるようなのです。
そんな話を、あちこちで、別の方が
別の視点、角度から話されていて、
その重大性が少しずつ認識に入ってきた
ところです。
それと、皇室の存在。
終戦を境に、国民と皇室の関係性は
大きく変わってしまったけれど、
戦後しばらくはまだ、戦前の教育を受け、
価値観を持っていた人たちが生きていたから
かろうじて保たれていたものがありました。
けれど、そういう人たちも随分少なくなった現在、
宮家の姫君のご結婚騒動もあって、
国民の皇室に対する意識は相当に離れ、
ネガティブなものになったように思います。
これまで私は特に皇室に対して
まぁ大事なのかな、くらいにしか思ってませんでしたが、
これは何やら相当に日本精神の核心につながる
ことなのだと認識を新たにしているところでした。
日本は、皇室があるが故に
他の世界のどの国とも違った成り立ちをしています。
そして、日本神話と皇室の精神性が
日本国民を世界的に見ても、非常に民度が高く、
素晴らしい資質を持った民にしていることが
何となくわかってきました。
今、ネット上では皇室に関する
様々なスキャンダルやネガティブな情報が
わんさか出てきて、流布されています。
そうした話が真実なのかどうかは私には
わかりませんが、それもある意味、
日本人の精神の核を破壊する方向に
働いているな、と感じています。
令和の今上天皇が即位されてから、
コロナもあってどうも影が薄く感じてしまう
のですが、今、陛下はどんなお気持ちで
いらっしゃるのだろうと、
ふと意識を合わせてみました。
そうしたら、ひたすら
民安かれ。国安かれ。
という必死の祈りが感じられて、
思わず胸がいっぱいになりました。
こういう元首を戴いているのが
日本という国なのでした。
世界の国の様々な状況を見るにつけ、
今この国の国民であるということが、
何と有り難いことだろうと思いました。
あくまでこれは私が感じ取ったところだけれど、
日本人は、皇室から心を離してはいけない
ということをしみじみ思ったのでした。
そして、神話を自分も学び、
子や孫にも伝えていく必要があるように感じます。
日本人は、良くも悪くも連帯性のある
気質を持っているので、何か一つの軸を拠り所に
心を合わせて行けば、まだまだ国力を復活させて
行くことはできるはずです。
戦後、あの焼け野原から復興した日本に
希望を抱き、尊敬の念を持った国も
多くありました。
国内にも国外にも問題は山積だけれど、
日本人のポテンシャルは、まだまだ
捨てたものではない、と希望を持っています。