私たちは誰しも、自分なりの幸せの形を
追究しながら生きているものだと思います。
たまに、不幸で居ることにしがみついている
人も見かけますが、それもその人にとっては
ある種の幸せの形なのかもしれません。
そんなこんなで、ふと私にとっての幸せって
どんなものだろうな～？と考えました。
アラフィフながら、結婚もしたことないし
子供もいないけれど、これはこれで
私にとってはベストの在り方だと
非常に満足しています。
子供の頃から結婚願望も一切なく、
多分結婚したら自分は絶対に離婚するだろう
という確信だけはあったし、
出産、子育てをしているイメージも
全く湧かなかったので、多分最初から
私の人生のプログラムには入っていなかった
のでしょう。
その代わり、ここまで好きなことを
存分に探求できているな～と
本当に有り難く、幸せであると思います。
まぁ、親にとってはいつまでも結婚せずに
一人でいるというのは心配の種というか、
がっかりだったかもしれませんが、
普段の私を見ていれば、多分
あ～、この子には無理だわ、と
諦めもついていることでしょう。笑
今ではこれが自分の幸せの形なんだと
納得していますが、つい数年前までは、
人並みに恋愛や結婚しなければ
いけないのかな～なんて、
まだ思ってました。
私も巷にある、幸せ像に惑わされていた
のかもしれませんね。（＾＾；
別にそういうものも自分の人生に
あったらあったでいいかも知れないし、
別に無くても全然問題ではないので、
どっちでもいいかな、と思っています。
人それぞれ、幸せの形は違います。
傍から見て、不幸そうに見えていても、
実は本人は割と満足していて
楽しんでいるかもしれないし、
逆に、誰もがうらやむような
幸せそうな条件が完璧に整っていても、
その人の心の中では砂を嚙むような
地獄を味わっているかもしれません。
その人が本当に幸せかどうかなんて、
傍から見ただけではわからないものです。
よく知りもしないからこそ、
隣の芝生は青く見えるんでしょうね。
青くキラキラ輝く芝生に見せるというのも
なかなかすごいことかもしれませんが。
あなたにとっての幸せとは、
どんなものでしょうか？
巷に溢れる幸せ像に自分を何とか
ねじ込もうと頑張っていますか？
若い頃は、そういうものを達成することに
躍起になっていたような気もしますが、
年を取ると、自分に必要なものと
そうでないものの識別眼がそれなりに
ついてくるので、余計なものに
振り回されにくくはなるかな、
と思います。
無駄なものを追わなくなるというか、
捨てられる度胸や潔さ、そういうのが
無くても自分を支えられるだけの
力が備わって来るからでしょう。
今の時代、一昔前よりはずっと、
様々な生き方を実現できる時代に
なってきています。
人とは違う感性を持って、
多くの人とは違う働き方をしても、
受け入れられたり、それを可能にする
プラットフォームもあったりします。
だから、合わない型に無理やり自分を
押し込めることが苦しいのなら、
自分に合うスタイルを自分で作ったり、
合う環境を求めて移動したりというのも
挑戦してみたらいいと思います。
ある場所で受け入れられなかったから
自分はもう価値がない、なんてことは
ないですからね。
視野を大きく広げて、
小さな池から飛び出していったら
良いでしょう。
ただし、自分独自の道を行くことは、
誰にも責任を転嫁できないし、
孤独な戦いのところもあります。
けれど、完全オリジナルの自分の世界を
構築できる喜びはあるでしょう。
自分の幸せに、自分で責任を持ちましょう。
誰かが見せている幸せの価値感に自分をねじ込んで
これが幸せなのだと自分を誤魔化すのではなく、
本当に自分はどうしたら幸せなのかを
ちゃんと対話して、叶えてあげるべきです。
誰よりも自分の幸せに真剣で、熱心であるとき、
人生はとても充実するでしょう。
それは、単に独善的で我がままである
ということではありません。
あなたが自分の魂の喜び、幸せに忠実であることは、
あなたの生きる世界に真・善・美の調和を
生み出すカギなのです。
だから逆に、それを抑圧することで世界は歪み、
不調和が生じてしまうのです。
あなたの中の幸せへの欲求は、
自然なものであり、どうでも良いことではなく、
この世界にとっても、大切なことだと
認識しましょう。
遠慮なく、幸せで在れ！