感情解放のセッションをしていると、
感情や感覚がひどく抑圧されていて
ほぼ断絶状態の人にも出会うことがあり、
これを開いて行くために
色々なアプローチをします。
その中で、しばしば自分の気持ちや感覚を
表現するということをするのですが、
これってすごく大事なことですね。
少しでも自分の感じているものの気配が
捉えられたら、それを様々な方法で
表現していくと、感じる感覚が少しずつ
接続されて戻ってきます。
認識のレベルでブラインドがかかっていたり
歪ませていたりすると、またそれはそれで
めんどくさいところはあるのですが、
自分が感じているものは、
他人が何と言おうと、
それは自分にとって真実です。
その、自分にとっての真実が
他者から見て歪んでいようが奇妙であろうが、
まずはそれを受け止め、認めるところから
開いて行くものがあります。
歪みがあるならあるで、
感じているものをまず認めなければ
叩き台にも上がってきません。
自分の感じているものが合っているのか、
正しいのかなどに自信がないという人も
いらっしゃるのですが、
こんな風に感じる自分がおかしいのではないか？
これはきっと間違いで自分がいけないのだ、
と言い聞かせてすり替え、蓋をして
抑圧するパターンもよく見かけます。
感情や感覚は、人生を導く羅針盤であり
燃料でもあるので、そこを疑い、
抑圧してしまうと、
自分という存在が分からなくなり、
とても不安定になります。
そうなると、感情という燃料を
一定の方向に向けて燃焼させることも
できないので、情熱が湧かず、
不安げに彷徨うようになるのです。
この状態だと、現実生活では
たとえば、嫌なことをされても
嫌だと言えずに戸惑いながらも
へらへら笑ってお茶を濁していたり、
きちんと主張すべきところで主張できず、
黙り込んで固まっているとか、
対処すべきところに対処できず、
なぁなぁでずるずる引きずられていくとか、
とにかく、状況に適切に応答する
ということが出来なくなるんですね。
これは、感情に任せて爆発するべきだとか
そういうことを言っているわけではなく、
善きものには愛とともに励ましや賞賛を送り、
よろしくないものにはよろしくないという
状況に応じた応答をすべきなのです。
その応答するときの軸となる
自分の中の基準がもやっとして
自分の指針として役に立たない状態に
なっているんですね。
だから、行動できない。
固まってしまう。
周囲を見て、みんなも動いていないなら
それでいいんだと安心してしまう。
自分なりに状況や情報を精査して把握し、
主体的に考えて結論を出せないのです。
今、多くの人が
こういう状態になっているんじゃないかな
と非常に危惧しています。
私自身、そこそこの年数、自分に向き合い続け、
自身の感情や感覚を開いて応答するという
ことをしてきて、
少しは主体的に
自分の感情や感覚を信頼して
応答できるようになってきたかな、
と思いますが、
それ以前は、そういうことはほとんど
出来ていませんでしたね。
人に言われるがまま、自分で考えもせず
そういうものなんだと鵜呑みにしていたり、
嫌なことをされてもきちんと嫌だと言えず、
ひたすら飲み込んで、心の中で苦しんでました。
それは、コントロールしたい側に都合の良いように
従わせるために施される、現代日本の教育も
少なからず影響しているようには思いますが、
やはり不健全だと思います。
少なくとも、自分のしてほしくないこと、
おかしいと感じることを表現することに
恐怖感や躊躇ではなく、安全の感覚とともに
適切に表現できると良いですね。
というわけで、
今週の無料遠隔ヒーリングのテーマはこちら。
自分の感じているものを在るがままに受け止め、適切に表現し、応答するよう最高最善に働きかける
参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」
をご覧になり、
ご理解のうえ2022年2月2日（水）17：00までに
https://ssl.form-mailer.jp/fms/58a4e94a725369
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
ご感想はお申し込みフォームの
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の件名を選択なさって第何回のご感想なのか
明記のうえ、送ってください。
（↑ご自身が受けた回数じゃないですよ～）