今週末19日（日）は今年最後の瞑想会です。
いつものように、お一人お一人リーディング
をして、メッセージやアドバイスを
お伝えしていきます。
エネルギー調整とチャージもしていくので、
今のご自分の状態をチェックしたい
という方も是非どうぞ。
2021年の締めくくりと、
新しい年を迎える心の準備を
していきましょう。
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さて。
昨日はガネーシャギリ先生のところの
ヨガの全体クラスだったのですが、
毎回気づきが盛りだくさんで、
とても刺激を受けています。
どんな分野にも言えることですが、
自分が思っている表現と、
他者から見えるその表現というのは
結構ズレがあって、
そういう認識のズレをいかに修正
していくかというのは、
とても大事なことなのだと思います。
自分では結構間を取っているつもり、
腕をまっすぐにしているつもりでも、
傍から見ると、案外そうはなっていなくて
不格好だったりバランスが悪かったり
するわけです。
自分だけの視点で見ていては
決して気づかないところを
他の人に指摘してもらったり
鏡を見たりして実際と認識を
すり合わせていきます。
この、実際と自分の認識のズレに
いかに気づき、修正するかという命題は
内面的な領域でも同じで、
セッションでもしばしば
「自分が何をやっているのか」に
気づいていただくということに
ものすごく多くのエネルギーを注いで
気づきに導く作業をしていきます。
たとえて言うなら、
誰かが自分の首を絞めているから
苦しいのだと思い込んでいる人に、
今、自分の首を絞めているその手は
一体誰の手なのか確認してもらう
ようなことです。
本当にそういう状態になっている
ことに気づいたのなら、
どうやってこの苦しみから逃れられますか？
と聞く人はいません。
見ればわかるからです。
どうやって自分の手を首から離せますか？
って聞かれたらちょっと困りますけどね。笑
でもたまに、そういう人もいます。
そういう人は、根本的に、
自分自身から逃げているんですよね。
現場を放棄して逃走してしまっている。
だから現場である自分が、
収拾がつかなくなっているのです。
けれど、逃げるための言動には
匠か！って思うくらいに核心に迫る突きを
かわして煙に巻いたり支離滅裂な言動をして
意識を自分で混乱させていきます。
そうなったら、
私にはもうどうしようもありません。
本人が気づきと軌道修正を望んでいないのに、
私が気づかせ、引っ張っていって
軌道修正させることはできません。
それはヒーラーの責任領域ではなく、
その人自身でなされるべき領域だからです。
でも本人は、頭では
本当に一生懸命自分は気づこうとしている、
努力しているし、やっていると
信じているんですね。
だから、自分が一体何をしているのかが
見えない。見えるような状態の目を
持っていないのです。
ここを見えるような目にするのは、
根本的に、何か大きなショックでもないと、
なかなかに難しいのかもしれないな、
という気はします。
ただし、大きなショックを経験すれば
見えるようになるかというと、
必ずしもそうではないのですけれどね。
そのショックが、その人の心の奥深くの
凝り固まった岩盤の様なところまでを
打ち砕くようなインパクトを与えられたら
可能性はあるかもしれません。
けれど、中途半端なショックだと、
適当に言い訳をして上面だけ繕って
どうにかしてしまおうというやり方を
繰り返すでしょう。
とは言え、そういうショックは本当に
ある種の精神の崩壊を伴うので、
魂の導きとしても、かなり際どい
選択なのだろうと思います。
実は私自身にもそういう大きなショックと
ある種の精神の崩壊の手前まで行った
経験があり、
実際にはそうはならなかったけれど、
大きな挫折と失望を抱えたまま
現在に至っています。
あのままきれいに消し飛んでいたら
良かったのかもしれないけれど、
バラバラになった心を拾い集め、
つなぎ合わせながら、自分の行くべき道を
見出そうと歩んできました。
自分はずっとわかろうとしてきた、
逃げていないつもりでいたけれど、
本当にそうなのか。
心のもっと奥深いところに
ちゃんと向き合えているだろうか。
声を拾えているだろうか。
ご都合主義の、結論ありきで
誘導しようとしていないだろうか。
頭で望んでいると信じている方向に
絶対に動こうとしない、この奥底の
岩盤の様な感触は何なのか。
それを無理やり都合に合わせて
動かすのは無理です。
本当に声を聞いて、
自身に応えなければなりません。
それが出来るようにならなければ、
いつまで経っても、根本的に
自分と戦ってしまう在り方は
変わらないでしょう。
絶対に、その自分に応える。
そんな決意を新たに
また歩みを重ねていくのでした。