今日は感情解放のセッションで、
様々な方の誘導をしていて感じることを
非常に言語化し辛いところではあるのですが
頑張ってまとめて見たいと思います。
総じて、１回目よりも２回目、３回目と
回数を重ねるほどにお受けになる方も
要領がわかってきて、意思疎通が
しやすくなる傾向はあるのですが、
初めての方で比べてみても、
最初から私の指し示している誘導ポイントに
素直についてきてくださる方もあれば、
なかなかそのポイントにフォーカス
できなかったり、全く違うことをしていたり
意識が飛んだりと、相当に抵抗が強くて
誘導が難しい方もいらっしゃいます。
そういう時は、その方の意識や
エネルギーフィールドを読んでいる
私の意識にも、かく乱させられる
靄ようなエネルギーが絡んできたり、
ふっと意識が飛ばされるようなことが
起こっていることが多いです。
たまに、常連さんでいつもはすいすい
誘導についてこられるのに、
かなり解放が進んで核心レベルの段階に
来た方にも、起こることがあります。
ここで言いたいのは、
決してその方を責めているわけではなくて
どうしてそういうことが
起こってくるのかを知ることで、
自分が今どんな状態に在るのかを
知っていただく意図があります。
そういう状態で、
靄やトリッキーなかく乱情報を放ってくる
抵抗の数々を何とかさばきながら
セッションを進めていくわけですが、
抵抗をしてきている主体が誰なのか、
というのを確認するプロセスもあります。
つまり、
抵抗しているのが本人なのか、
体の中に入り込んでいる同居人なのか
ということです。
同居人の場合は、
勝手に入っている場合もありますし、
本人が呼び込んで、何らかのメリットを
得ている場合もあり、
入り込んでいる存在の種類によっても
それぞれのケースで対応の仕方が違います。
同居人の存在を識別するのは、
初めての方で自分に意識を向けることに
慣れておらず、自分自身への抵抗が
強い方は、なかなか難しいです。
（全くできないわけではありません）
自分に意識を向けて、自分の感情や思いに
ある程度触れることが出来るようになれば、
はっきりと、その異質な質感が識別できる
ようになります。
そうすると、
同居人がどんな存在なのか、
どういう経緯があって入り込んだのか、
どのようにセパレートしていくかの道筋の
ヒントなど諸々を聞き出すこともできます。
本人がセパレートを明確に望んでいる場合は
何と言っても人生の主権者はその方自身なので、
話は早いのですが、
同居人といることで何らかのメリットを
得ている場合、そのメリットがなくなってしまっても
大丈夫な状態にならないと、その共依存関係は
解消することが出来ません。
だから、まずは自分がそのような状態に在ることを
認識していただいて、どうしていきたいのかを
改めて本人に決めていただく段階があります。
ちゃんと自立したいのであれば、
それができるようになるための統合ポイントに
誘導していきます。
ここで一番大切なのは、
自分がどういう状態になっていて、
何をしているのかということを
本人が自覚することです。
共依存状態になんてなってないし！
私、そんな風じゃないし！
ちゃんとできてるもん！
と思っていると、それ以上
どうしようもありません。
また、受け入れがたい自分を見られないとか、
変わりたいと言いつつ、自分の人生の責任を
引き受けることに対して、肚が決まっていない
とかいうのも、
その方が自分でブロックしていることになるので
いくら私がそのブロックの外し方を誘導しても、
本人が外す意志がないのなら、これも
どうしようもありません。
本当にその部分の肚が決まったのなら、
必ず抵抗は止んで、解放と統合のプロセスに
向かって流れは進んでいきます。
結局、このプロセスを難しくするも
スムーズにするのも、
自分次第なのです。
自分が何をやっているかに気づく
というのは、自分をかく乱させ、誤魔化し、
本当の自分を生きることから遠く離れている
人ほど、難しいです。
自分でやっているのに、
どうしてそれが起こっているのかわからず
（認めたくなくて）、止められないのです。
外部からの様々な干渉のエネルギーや
コントロールがどれだけあったとしても、
あなたの人生の主権者は、
絶対的にあなた自身です。
あなたがこうする！と決めれば、
あなたの人生なのですから、
その主権を奪うことは、
何人たりともできません。
あなたがそれを放棄しない限りは。
それが、あなたの人生に対する、
責任なのです。
これほど素晴らしいものを与えられている
というこのと意味と重さを、
今一度、心に問うてみてください。
それは、簡単に放棄したり、
明け渡したりして良いものではないはずです。
自分が自身の人生をしっかり生きていないから、
力も気力も湧いてこないのです。
うだうだぐずぐずしてないで、
もっとしゃんとせい！
と喝を入れたい今日この頃でした。