今日から師走ですね。
早いもので今年もあと一か月。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
サロンの年末年始のご案内ですが、
一応12月30日まで営業、
31日から三が日お休みをいただいて、
新年は4日から営業させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
さて。
今日は最近起こった出来事からの
セルフワークについて書いてみます。
ちゃんと伝えたのに相手が受け取っておらず、
きちんと対応してくれない、ということ、
日常の中で、ご経験ないでしょうか?
最近、家族とこういうことがあって、
結構クサクサ思っていたのですが、
そう言えば以前このパターンで、
ものすごく激怒したことがあったな、
と思いだしました。
今回はそこまでの激怒ではないものの、
パターンが全く一緒だったので、
まだクリアできてなかったようです。
なんであんなにはっきりと伝えて、
本人も応答していたのに、
そのことがスルーっと頭から抜けて、
まさに注意した、そのやってほしくないことを
やらかしてくれるんだろう?と見てみると、
どこか意識が上の空というか、
自分の思っている計画で頭がいっぱいで、
それを修正する言葉が入っていかない
状態になっているようでした。
自分を振り返ってみると、
あるある~と心当たりがいっぱいで、
固執しているわけではないけれど、
いったん思い描いた計画から
頭が切り替わっていないんですね。
切り替わるときは変わるけれど、
うまく切り替わらないときがある。
何が違うんだろう?とさらに見ていくと、
意識の一部がマインドに行っていると、
外界にきちんと接していないので、
反応できていないようでした。
たとえば、自分の世界に没頭していると、
声をかけられても気が付かないのと
少しだけ似ています。
それほど集中しているわけではないけれど、
体はここに在っても「心がこの世界にいない」
という部分は一緒ですね。
母は、まだらに意識がこの状態になっていて、
たまに大事な話を聞き逃していたようです。
(認知症の気は今のところありません)
これは、特別な状態ではなく、
私たちの誰もが日常的に経験していることです。
日常がストレスフルで、ここにいたくない
と感じるとき、意識は「今ここ」から離れて
今ここではないどこかに行ってしまいます。
意識が体から抜けて、天井から自分を見ている
なんてこともあるし、
マインドの世界に遊びに行ってしまって
上の空ということもよくあります。
瞬間的にちょくちょくそういう状態に
切り替わっていても、
そこそこ応答できるし体も動くので、
本人も周囲も気づかないことが多いのですが、
要は、自分がお留守状態になっているんですね。
けれど、そういう状態でいると、
どこか現実感が無かったり、ぼんやりしている
感じになって、やはり現実から遊離している
状態にはなっています。
深い目覚めの意識を体現した
スピリチュアル・ティーチャーの
レナード・ジェイコブソンは、
意識がこの世界から遊離して
マインドの世界に遊んでおらず、
深くこの世界に根差している状態こそが
目覚めた意識であると言います。
私たちが思考しているときは
常にマインドの世界にあるので、
意識がこの世界にはいないのですね。
そう考えると、
私たちはほぼ、目覚めていない意識で
日常を過ごしていることになります。
今回の母とのやり取りは、
もっとこの世界にしっかり在るように、
そして、きちんとこの世界から
差し出されたものに応答するように、
こんなにはっきりと伝えているのだから、
というメッセージだったのだと思いました。
私も母からは、しょっちゅう
人の話を聞いていない、と文句を言われるので、
お互い様ですね(^^;
そう言われても、親子なので
あまり深刻に受け止めず、え~、そう?
とか軽くスルーしているので、
そういうところに業を煮やされた
メッセージだったんでしょうね。
長年の癖になっている現実から遊離した意識は
そう簡単に修正はできないけれど、
意識をもっと向けていかないといけないですね。
また同じお知らせが来ないように、
取り組んでいくことにします。