来週20日(水)は、毎月恒例の
満月のオンライン瞑想会です。
いつもの通り、お一人お一人リーディングをして
アドバイスやメッセージをお伝えします。
チャクラの浄化・調整とエネルギーチャージ
も行っていきますので、ご興味おありの方は
ぜひどうぞ。
詳細はこちら。
http://healing-gate.com/blog/seminner/fullmoonmeditationmeeting/
さて。
スピ系のことをされているヒーラーさんや
セラピストさんで、女性性・男性性のテーマを
取り上げている方は結構多いと思います。
正直言って、私は自分がこんな感じなので、
そういうテーマはあまり得意ではないのですが、
これも掘り下げていけば、結局は
その人として健全に自分自身であることを
祝福できているか、安全に感じられるか
というところにつながっていくのかな、
という気がしています。
男性、女性という枠組みで語らなくても
同じ構図は人間社会の至る所で見かけますが、
今回は、男女の枠組みで書いてみます。
一般的に言って、男性よりも女性の方が、
この社会で生きていくには
物理的に、危険を意識することは
多いだろうと思います。
もちろん、
世界には色々な趣味嗜好の人がいるので、
男性だから必ずしも危険ではない
と言うわけではありません。
けれど、女性が女性としてのびのびと
健全に女性でいられるためには、
男性が男性として、のびのびと健全に
成熟して在ることがとても大切です。
一般に、女性は男性より力も弱く、
体も華奢で、頑丈ではありません。
男性の方が、筋肉量も多いですし、
パワーもあります。
(あくまで一般的に、ですよ(^^)
そういう前提条件があるうえで、
女性が男性の前で安心して女性でいられる
ということは、男性が脅威ではない
必要があるのです。
ここで、もし男性の中に
何らかの要因で女性を害するような
思いがあるとき、健全な女性性は
様々な方法で傷つき、歪められます。
よく、自分よりもか弱い存在である女性に
精神的、肉体的暴力をふるう男性がいますが、
彼の心の根底には、多分間違いなく
無力感があるでしょう。
自分自身に健全なパワーを感じられない場合、
人はしばしば、自分よりも弱い者を
虐げることによって、自らのパワーを
感じようとします。
そうやって、自身の無力感を
どうにかして埋めているのですね。
だから、大切に扱ってもらえなかったなど、
自分の尊厳を傷つけられたように感じた瞬間、
あの恐ろしい無力感、無価値感がトリガーされ、
反射的に暴力をふるって、パワーを
取り戻そうとしているのです。
性犯罪の加害者にもしばしば
この構図が見られるように思います。
特に、子供を狙った性犯罪者には、
大人の女性には興味ないというか、
脅威を感じる傾向があるようですが、
これも、その男性の男性性が
ひどく傷つけられているからでしょう。
実際に、私はそういう犯罪者の方に
接触したことはないのですが、
セッションで間接的にそういう人物の
意識の中に入ることがあって、
その傷つけられた男性性が癒され、
回復されると、
以前抱いていた、歪んだ小児性愛欲求や
暴力衝動がきれいに消えるということを
何度も見てきています。
女性性も、男性性も、
互いに傷ついているんですね。
さらに、こうした被害者と加害者を
引き合わせている種も、
またこの無力感なのです。
加害者の中にある無力感は、
被害者の中にも、全く同じ質の無力感が
存在し、そのバイブレーションが
ぴったり一致した者同士が
引き合うのです。
だから、そういう被害に遭わないためには、
女性が露出の多い服を着ないとか
人気のない暗い夜道を一人で歩かないとか
そういう物理面での対策ももちろん
大事ですが、
もっと根本的には、
自分の奥深くにある無力感を癒し、
自分自身を生きること、
自身の女性性、男性性をともに
健全に祝福できることが大切なのです。
世の男性たちに願うのは、女性をはじめ、
弱い者を虐げずにいられるくらいに、
自分自身の無力感を本当の意味で克服し、
昇華させて成熟した男性性を体現してほしい
ということです。
暴力をふるわなかったとしても、
女性の方が自分より稼ぎが良かったり、
ポジションが上であることに、
非常に警戒心を持つ人も
しばしば見かけますね。
男性の精神性が未熟だと、
女性をひどく見下したり、攻撃したりして
本来守るべき存在からエネルギーを
搾取するように、必然的になってしまうのです。
女性が安心して女性としての健全なパワーを
発揮できるように、男性よ、成熟して在れ。
己の未熟さや弱さに本当に向き合えない男性は、
決して女性を幸せにすることはできません。
守りたい大切な人がいる男性諸君、
心して聞き給え。
大切な女性を本当に幸せにして、
初めて男性は幸せになれるのだよ。
女性に奉仕させるのではなく、
自分が女性に奉仕するくらいの気持ちで
大切にするように。
ゆめゆめ、忘れることなかれ。