物事が何だかんだとトラブルったり
タイミングが合わなかったりで
思うように進まないときって、
色々な理由はあるのでしょうけれど、
共通するのは、自分の中で腑に落ちる
納得感が無いような気がします。
どこか上ずった感じで先走ろうとしていたり、
無理やり頭の理屈で違和感をねじ伏せて
いたりするので、進めようとしても
微妙にどこかで不安を感じているものです。
そういう感覚を無視して進めてしまうと、
結局後で後悔するような状態になることが
多いような気がします。
私自身も長い人生で散々そういうことを
経験してきたので、今では大分、
後悔するような事態になる前に、
未然に踏み留まれるようになってきましたが、
ここに至るまでは、色々と
高いお勉強料を払ってきましたものね～（＾＾；
人間、頭で理屈がわかっていても、
身を切って初めてわかるというか、
本当に自分の糧とすることが
できるようになるんですね。
まぁ、そういう失敗も、
自分の糧になるのなら、悪くはありません。
今年に入って、
あることをやろうかやるまいか、
ずっと迷っていることがあったのですが、
どうもあまり気乗りがしないので
今はやめておくことにしました。
煽り立てる情報は山ほどあって、
様々なルートからお誘いはあるのですが、
（副業とかビジネスの話ではないです）
どうも意識を向けると、
浮つくというか、地に足がついた感じが
私はどうしてもしない、つまり、
その分野における自分の感覚が欠けているので
多分適正はないのだと思います。
それに、それをやっても
楽しそうには感じないですしね。
やった方が有利だから、
やっておいた方が良いというのは
頭の考えで、
人生のトータルで考えると、
気を揉んで気乗りのしないことをすることで
多くのエネルギーを浪費する分、
有利とは言えないのだと思います。
合わなくて楽しくないことをするくらいなら、
もっと自分に合っていて楽しいことをした方が、
人生が豊かになるのは道理です。
若い頃は、合わないことに無理やり合わせて
詰まらなくても苦しくても、
我慢して生きていくのが当たり前だと
思っていました。
けれど、もうそんな時代でもないし、
別の選択をしてもいい。
それは可能だということを知ったので、
どうせなら、楽しい方を選び、
求めようと思います。
苦しいのが当たり前と思っていた時は、
そういうことを求めてもいいとは
知らなかったので、そもそも
求めてはいませんでしたが、
今は宇宙にオーダーしておくことにします。
頭では、楽しく、楽に、幸せになりたい
と思っていても、実際心の底では
幸せになることを求めていない人って
結構多いですね。
その状態でいくら幸せになるために
頑張っても、求めていないのだから、
照準は、得ようとしているものに
定まっておらず、辿りつけようはずも
ありません。
願いを実現するには、
本当に自分が求めているものを
自身が知ることが大切です。
口先ではこれが欲しいと言いながら、
本当は欲しくないとか、
微妙に似ている、別のものを
欲しいのだと思い込んでいたり。
人間の心は複雑ですね。
難しいのは、女心だけでは
ありませぬ。笑
自分の心を言い聞かせ、無理やり
納得させなければいけない状態というのは、
やはりそれは本当の望みではなく、
進むべき方向ではないのだろうと
思います。
一旦立ち止まって、
白紙に戻して別の可能性を考えてみるべき
ときなのでしょう。
本当にやりたい方向性であるなら、
それほど自分に言い聞かせる必要など
あるはずがありません。
やりたくてやりたくて、
どんどん進めてしまうでしょうからね。
腑に落ちる感覚というのは
大切にした方が良いです。
そういう意味で、
信念というのもときに厄介なもので、
強固な信念であるほどに本心を歪め、
握りつぶして別のものを本心だと
自分でも信じ込んでしまうときがあります。
日頃から感情解放ワークで
自分の感じていることに敏感な意識が
育っている方は、固い信念を持っている状態と
腑に落ちている状態の違いは、
わかるのではないでしょうか。
信念はマインドの領域で、しばしばそれは、
本心とはズレていることがある、
ということを覚えておきましょう。
自分が本当に腑に落ちる感覚の方向性を
辿っていくと、ちゃんと進めるようになるでしょう。
頭で無理やりねじ伏せて、
進もうとしないように。
違和感を放置しないで、
敏感に応答していきましょう。
それは、内なる導きからの
軌道修正を促すサインなのですから。