セッションでリーディングをしていて、
たまに、とてもマジェスティックな
力の要素を持った方に出会います。
今生で何かそういう技術を学んでいたり、
別の人生からの持ち越しだったり、
色々ですが、
今生でその力を意識して使っている
場合もあれば、全く無意識だけれど、
現在のお仕事にバリバリ使っていたり、
全然使えていなかったりして、
人それぞれですね。
いずれにせよ、
そうした力を使うに当たっては
色々しがらみというものがあって、
力をもらっている存在たちとの契約とか、
使っている存在たちとの関係性、
後始末がしっかりできているか
というのも結構影響してきます。
どういうことかというと、
スピリチュアルな契約については
これまでも結構書いてきましたが、
何かしらの取引をして
力を与えてもらっている場合、
自分が差し出したものが
人生をまたいで、まだ相手のもの
になっているケースもよくあります。
そういう場合、色々交渉して
契約を解除して、差し出したものを
取り返すなんてこともセッションでは
やるのですが、
差し出しているものの代表的なのは
やはり魂で、一番多いですね。
あとは特定の感情とか、体の一部の機能
といったものもあります。
以前、ある小説を読んでいたら、
その作家さんがあとがきで、
このストーリーが売れたら
私は永遠に愛されなくてもいい
と取引をしたというようなことを
書いていて、
ご本人も契約をしたことを
自覚されていました。
で、この話は賞を取って映画化もされ、
大ヒットだったのですが、
さて、この取引の代償は、この結果に
見合うものなのかどうか、と、
他人事ながらちょっと心配してしまいました。
まぁそれはそれ。
こういう取引ではなく、
ある存在を呪縛して使っているケースなどだと、
用が済んだり、自分が死ぬ前に
ちゃんと解放してあげているかとか、
やりっ放しになっていると、
すべてそうなるというわけではありませんが、
中途半端に放り出された行為のコードが
現在まで残ってしまって足を引っ張っている
というケースもあります。
こうしたことは、
魔術的、呪術的なものばかりでもなく、
宇宙系のテクノロジーでも似たような構造が
見られることがあるのですが、
バイブレーション的にはちょっと波長域が
違うようで、私には違った質感に
感じられます。
いずれにせよ、
自分がやったことの後始末は
しっかりやっておくことが肝要というのは
どの世界でも一緒ですね。
同じ文脈で、みなさん、
神社で願掛けなど結構よくやっていると
思うのですが、
これも、願いが叶ったらお礼参りをし、
叶わなくても必要なくなったら
願解きをするのは大事です。
神様たちは、私たちの些細な願いも
良く聞いてくださって、本人の気づかないところで
力になっていてくれたりします。
セッションでも、たとえば
こんな辛い思いを感じないようにしてください
と神様に願った人が、ちゃんと感じないように
神様の力で蓋をされていたというケースを
いくつも見てきました。
忘れているものもあるかもしれないけれど、
いつもお守りくださっている神様に、
私はもう大丈夫です、
ちゃんと自分で立って生きていけます、
という具合にお礼を申し上げて、
願解きをすると良いでしょう。
いわゆるカルマ的なものの見方をすると、
自分がどこかで何かの存在を呪縛して
その力を使うということをすると、
別の場面で、同じように自分が呪縛されて
力を利用されるということもあるようです。
だから、一方的に、
されたことに迷惑をこうむっている
というわけではなくて、結局
自分も同じことやってるよね～
って考えると、
まだ解除できていないままの
カルマに気づくことができます。
この考えを応用すれば、
様々な霊障やサイキックアタックも、
解除の糸口が見えてくるのでは
ないでしょうか。
私自身も、ここ1年くらい
宇宙人からのサイキックアタックが
しつこく続いているので、
我が身を振り返らなければ
と思っています。
どこかの世界で、
私も邪魔者に対してしつこく
嫌がらせしていたのかもね。。。（＾＾；
そのときは、
そうせざるを得なかったのかもしれないし、
やらずにはいられなかったのかもしれない。
でも、今の自分なら、
それをしないでも大丈夫な道を
見出せるのではないか？
その道を見つけてみよう、と思えたら、
多次元を貫くカルマが変化していきます。
同時に、関連するそれらの世界の構造が
変わっていく。
私たちの意志、行いは、
何重にも重なる世界を変える、
力があるんですね。
だからこそ、慎まねばならないし、
真から出たものであるべきなのでしょう。