毎週月曜日は恒例の無料遠隔ヒーリング
のテーマ設定日です。
昨日の記事の続きで、本音と建て前
のようなことを考えていたら、
このコロナ禍に見る人々の行動原理について
思うところがあり、そこから死生観という
非常に深いテーマに行きついたので
これについて書いてみます。
今、政府は人々の行動を様々に制限したり、
ある方向に促したり、ということを
盛んにしていますが、
一体どれだけの人が本気で政府の言うことを
信じて従っているのかな、ということを
思ったんですね。
コロナが感染拡大しているから
お酒も自粛、県をまたぐ移動も自粛、
飲食店の営業も自粛、コンサートも会議も自粛、
施設に入っている年老いた親に逢うのも制限され
暑い中でもマスクをし、修学旅行も自粛、
一方でオリンピックは開催され、
時短営業を余儀なくされたが故に却って
夜の飲食店は密になり、以前ほどではないにせよ、
満員電車での通勤によるクラスターは
言われていない。
飲食店には営業自粛しろと言いつつ
保証はしないのに、従わなければ罰金は
課せられる。そうしてたくさんのお店が
潰れている現状。
突っ込みどころは満載で、みんなどこかで
おかしいと思っているんじゃないのか、
でもなぜ多くの人は黙って従っているのだろう?
心の中ではものすごく違和感を持っていても、
同調圧力とか、自分だけ違うことをして
目立ったり責められたりするのが嫌で
黙っているのか、
それとも本当に心の底から
新しい生活様式とやらに何の違和感もなく
信じて受け入れているのか。
それがずっと疑問だったんですね。
従順な、良き市民であることが、
常に正しいわけではないということは、
歴史を振り返れば疑問の余地はないところ
だと思うのですが、
今、私を含め、この国の多くの人たちは、
おかしいことに声を挙げるよりも、
それが間違っていたとしても、
従順な市民であることを選んでいる
ように見えます。
確かに、自主自尊自立の精神が
徹底的に抑圧され、破壊されているにも等しい
教育を受け、何十年もそういう社会で
生きてくれば、声を挙げるのは
そうたやすいことではありません。
自分だけのことならまだしも、
背負っているものがあればなおさらですね。
おかしいこと、違和感を感じることに対して
声を挙げる気概と力を挫(くじ)くために、
私たちから奪われたのは何だったのか、
ということを思ってみると、
それは究極的に言えば、
死生観ではないかな、
と言うことを思いました。
自分と言う存在は、この肉体が滅びれば
終わりだと思っていれば、必然的に、
人々はものすごく死を恐れ、目に見える
物質的なものに執着するでしょう。
それしか、自分という存在を証明し、
支えるものがないからです。
けれど、この肉体を越えて流れているものを
捉える意識があれば、肉体が滅びた後も
何かしら自分が生きた証が別の人の中に
受け継がれたり残っていくことを通して
すべてが無になってしまうわけではない、
安堵と平安が死への恐怖を消し去るでしょう。
そうして、肉体に固執することなく、
より大きな目的のために生きることが
できるようになります。
かつてこの国には、そういう死生観が
ちゃんと文化の中にあり、ごく一般の人々でも
そういう意識が根付いていたと思います。
先の戦争で国を守るために
「後に続く者を信じる」と言って
戦地に散った多くの方たちは、
そういう意識を持った人たちだったでしょう。
そして、大ヒットした「鬼滅の刃」の中で、
後輩たちに思いを託して散った煉獄杏寿郎も、
まさにそういう死生観を表していたと思います。
死生観と言うと、何か高尚な哲学的なもので
遠くに置いてしまいがちですが、
それは、私たちの意識を
この肉体に閉じ込められた小さな存在から
永遠の、無限に大きな存在へと昇華させる
非常に重要なカギなのです。
死生観を奪われた人は、
人間がとても小さくなって、
目先の恐怖に飲み込まれ、右往左往します。
今、コロナ禍で恐怖に飲み込まれた
私たちに再び人間本来の尊厳と力を取り戻すには、
こうした死生観を概念ではなく、真に生きることが
必要なのではないだろうか、と思うのでした。
後に続く者たちが、自分の後姿を見て
希望を持ち、奮い立つような生き方ができるように。
そんな願いを込めて、今回のテーマを
設定してみました。
自分の中に流れる永遠の命を通してこの人生を捉え、生きるよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2021年8月4日(水)17:00までに
https://ssl.form-mailer.jp/fms/aff83813470243
にてお申し込み下さい。
同日20:00より順次働きかけを行っていきます。
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