スピリチュアルと論理的思考について

最近、色々学び始めていることがあって、
様々な本を読んでいるのですが、
情報の選定や信用度など、自分なりに
真贋を見極める目を養うことが
本当に急務だな、と感じています。

教科書やマスコミ情報はその最たるものですが、
いかにも権威やスタンダートだという顔をして
与えられ、あるいは流れてくる情報でさえ、
必ずしも正しいものだという保証はないのです。

どんな情報も、
そこには相手に伝えたい発信者の意図があり、
背景があります。

たとえば、その人の政治的背景、
金銭的背景(どこからお金をもらっているのか)。

テレビにコメンテーターとして出ている
お医者さんが、製薬会社から多額の
お金をもらっているというのは
よく知られたことですが、

研究論文でさえ、
その研究にどこがお金を出しているのか、
ということをチェックしなければ、
うかうか信じることはできません。

もっともらしく写真が載っていたとしても、
実はその写真が全く違った場面を切り取って
都合よく別の場面の説明に使われていること
だって、実際に多くあります。

それが事故の場合もあれば、
意図的にと言う場合もありますが、
どれだけ説得力のある裏付けや理論があるか、
というところは非常に重要です。

大手マスコミから流れているから本当だと
無条件に受け取ってそれなりに幸せに
そこそこ生きていける時代は、
もうとうに終わってしまっているのかな、
と思います。

だからこそ、自分で様々なものの真贋を見極める
目を養っておかなければ、何も知らず、
肉屋によって精肉所に導かれている家畜
になってしまいます。

便利な時代なので、
ネット上にも様々な情報が流れていますが、
動画にせよサイトにせよ、情報を精査するには
その情報が何を伝えたがっているか、
理解できなければなりません。

私自身、頭の回転が速いわけでも、
理解力が高いわけでも全くないのですが、
直観力だけでなく、理論的思考も大事だと
思っています。

自分で何かを判断するときに、
理論的に考察できるようになるためには、
ある程度の情報のインプットは必要です。

そういうインプット情報のボリュームが
あるレベルになって始めて、
自分の中でそれらが熟成され、
自分なりのものの見方ができるように
なっていきます。

人によって、得手不得手はあるでしょうけれど、
大事にしたいのは、本を読むことです。

日頃、活字を読む習慣がない人は、
文章を書くことが苦手なんじゃないかな
と思います。

日本語の表現のインプット量が少ないので、
自分の感じていること、考えていることを
プットアウトすることが物理的に
できないんですね。

だから、
様々な分野の本や活字に多く触れることは
自分の考えを表現することのベースを
作ることになるのです。

なぜこういう話をしているかと言うと、
俗に陰謀論と呼ばれるものの中に
愚民化政策と言うものがあり、
民衆にものを考えられなくさせるように
操作していくアジェンダがあるんですね。

たとえば、かつて西欧諸国が世界各地で
行っていた植民地政策では、被征服民は
教育を受けることを許されず、インテリ層は
しばしば粛清の対象になりました。

それが何故かと言えば、
被征服民が賢くなっては、植民地政策が
成り立たなくなるからです。

だから、民衆は愚かでなくてはならない、
というのが搾取したい征服者の考えなのです。

翻って、今の日本はどうでしょう?
かつての植民地のように、一見それほど
縛り付けられているわけでもないと思いきや、
私たち自身はいつの間にやら、ものごとを
深く考えない民衆になっていないでしょうか?

そういう難しいことは、もっと上の人が
やってくれればいい。自分には関係ない。
そんな風に思うようになっているのだとしたら、
愚民化政策は驚くほどうまくいっている
ということになります。

だから、いま働き世代の人たちはもとより、
これからの時代を背負う若い人たちには
たくさん本を読んで、考える力を
養ってほしいのです。

そして良~く目を凝らし、
世の中を深く見ていきましょう。

自分で感じ、考え、判断することの
スイッチを、決して自らオフにしては
なりません。

受け止め難いことがあったときは、
受け止める器を育てる努力をして、
さらに嗅覚を磨いていくのです。

大分以前ですが、
高校生の読者の方から
メッセージを頂いたことがあり、
とても驚いたのですが、

そんな世代の方が
まだ読んでくださっていたらいいな、
と願っています。

もちろん、それ以外の世代も。(^^)

先日から、自分で考え、判断し、行動する
ということを書いていますが、

直感で感じ取ったことを
形にしていくときにも、
論理的に考えていくことは大事です。

スピリチュアルが好きな方は、
直感を重視する傾向があるけれど、
しっかりとした世界観を自分の中に
構築するためには、論理的思考も
疎かにしてはダメです。

こういうところが、
自分の心の内を構造的に理解するときにも
役立ってくるんですよね。

というわけで、最後は
論理的思考がスピリチュアルにも大事
って話につなげて、今日はこの辺で。

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