調子が良くない時、通常は
良くないなりにできることに集中したり
無理しないで休んだりして過ごしていますが
たまに、ギリギリの状況の中で
自分がどれだけのことができるのか、
試されていると感じる時もあります。
毎回そんなチャレンジの連続だったら
とてももたないな～と、ヘタレな私は
思ってしまうのですが、
今まさに、そういうレベルを
突き抜けて行くチャレンジの真っただ中に
いるのかもしれない、と感じています。
突きつけられている課題に対して、
あまりにも実力不足で情けない限りですが、
それに対して言い訳している自分もいるし、
必ずやる！とコミットメントも
できていませんでした。
だから、「できない自分」になって、
言い訳が出てくるんですね。
こんなの、できるわけないじゃん！
って最初からそういうスタンスだから。
これではできるようになるはずもなく、
道も見えようはずはありません。
やる！と決めるから、できなかったことが
できるようになるわけで、決して
その逆ではありません。
けれど、その突きつけられた課題が
今の私にはあまりにもぶっ飛んでいて、
とっさに、「あ、それ無理だから」って
思っちゃってるんですよね。
それができるようになるってことは、
ぶっ飛んだレベルの自分になるってこと
なわけで、もう、四の五の言わずに
突き抜けていくしかないのでしょう。
それができたら、楽しそうだけどね～！
とても困難に思える状況に対して、
粘り強く可能性を探っているか。
無理、と思った瞬間に意識は対象を
手放してしまっているわけで、
それでは可能性を探れません。
そして、無理、と思う直前には、
何かしらの心の重さが浮上していて、
これに飲まれて、無理、と
思ってしまっているのです。
課題に対峙した時点で、
この心の重さに負けて腰が引けている
わけですね。
ここを修正します。
つまり、この心の重さを
統合すればいいわけです。
向き合う肚を決めて、
逃げようとしているものを引き受けた時、
それまで見えなかった道が見えてきます。
道を歩みながら、その瞬間瞬間
自身の内に湧き上がる、
一杯一杯になりそうな気持のエネルギーに
しっかり気付き、統合しながら行けば、
どうにか超えて行けるでしょう。
その歩みの中でもう一つ、
無意識に飲み込まれている
思考のトリックに気づいたのですが、
その場面において、
社会的にも一般的な良識に照らしても、
いかにも納得してしまいそうな言い訳を被せて
斬り込んでいくことを踏みとどまらせる
ということが何度もあったように思います。
いつも足を取られ、無意識に罠にかかるのは
こういうパターンだったのですね。
常にその場面における最高の可能性に
コミットしていなければ、容易く揺らいで、
耳触りの良い甘言に、それもそうか、
と妥協してしまいそうです。
それにしても、こういう時に
心に浮かぶ、惑わせるような甘言は、
一体誰が囁いているのかな～？
なんて思いました。笑
こういうトリックは、
気付かなければ容易く足を取られ、
無意識に迷路に迷い込んで
延々、堂々巡りをさせられます。
このように、
自身の言動を転換するためのポイントが
あるので、いかにここを気づき、
見出せるかがカギです。
ここを押さえずに転換させるのは
なかなかに難しいんじゃないかな～
と思います。
そんなこんなでトリックを一つ一つ
見破ってクリアしていくと、
そこでまた深く肚が据わってきます。
その状態から改めて出来事に対峙すると、
それまで見えていなかった
さらに深いレベルの扉が開くのです。
今の自分が超えられずにいる事象というのは、
そういう肚を引き出すためにやってきている
間違いなくありがたい成長促進剤
みたいなものなのでしょう。
だから、どんなに醜悪に見えたとしても、
謹んで深く感謝し、丁寧に受け取って
後は死ぬ気で対峙するしかありません。
自分の肚を深く決めて、ものごとに対峙すると
自分の内から不思議なくらいに力が
湧いてきます。
そして、できる！という感覚が生まれ、
地に足がついて、実際に大きくものごとが
動いていくエネルギーが起こっていきます。
このような状態の時、
人は生き生きと自身の創造の力を
発揮しているのでしょう。
それがどんなものであれ、
自身の置かれた状況を肚を決めて引き受けた時
人は最高の花を咲かせるのですね。