ついこの間、年が明けたとばかり
思っていたら、いつの間にやら
もう2か月が過ぎ、明日がひな祭りだなんて、
何かの冗談だろうか？と思うほどに
月日の流れが速いですね。
それはそうと、最近は新しい読者の方も
じわじわ増えてきているようで、
これまでの読者のみなさんとともに、
頂くコメントに励まされております。
長文なうえに拙い文章を呼んでくださり、
本当にありがとうございます。（-人-）
さて。
ここしばらく、ぐぐ～っと
自身の恐れや闇に潜っていましたが、
ちょっと抜けてきた感があります。
と同時に、いったん深く闇に潜って
浮上してきた後って、これまでの自分よりも
何かがぐっと深まっている感が
あるのですよね。（当社比）
だから、ネガティブと思えるものが
浮上してきても、きちんと向き合えば
今の自分からシフトアップしていく
チャンスに変えていくことができるので、
全然悪いことではないし、
恐れることでもないのです。
下手にポジティブシンキングなんかに逃げて
無理やり解釈で乗り切ろうとしてしまうと、
本当に自分を知って、その自分を
超えていくチャンスを逃すことになる、
と私は思います。
闇の中に突っ込んで行くなら、
中途半端におっかなびっくり
及び腰でやるのではなく、
そこで見えてくるものをガン見して、
自分の糧になるまで、深く深く
追究したらいいと思うわけです。
私のこの姿勢はセッションでも同じで、
その方の内から何が出てきたとしても、
結構しつこくあれこれ問いかけて
色々聞き出していきます。
たとえそれが魔物や悪魔の類、怨霊や
宇宙人であったとしても、
どうしてこの人に憑いているのか。
ここで何をしているのか。
ここに来る前は、どこで何をしていたのか。
なぜそのようにしているのか。
もし別の在り方があるとしたら、
それを望むか。
本当はどうなりたかったのか。
などなど、彼らの思いや背景、事情などを
聞いたりします。
（悪魔にも、結構興味深い身の上話が
あったりするんですよね～）
そういうところを掘り下げていくと、
その人本人と彼らのどんな要素が
引き合っているのか。
それを解消するにはどうしたらいいのか。
セパレートするのに必要な条件は何なのか。
その他、対処しておくべきものがあるかどうか。
といったような項目も、わかってきます。
いわゆる過去世などでも、
相当にドロドロな修羅場が出てきたりもしますが、
自分や相手の中に噴き出している醜悪と
見えるものの奥に、
今にも崩れ落ちそうになっている
脆く、傷ついた気持ちや生ける屍のように
なっている気持ちのカケラを見つけては
その救助作業のようなことをしていきます。
これまで、11年余りヒーラー活動をしてきて、
ようやく大抵のことには動じなくなった
と思っていたのですが、
やっぱりまだまだ恐いものはあるな～
というのを先日、再確認しました。
自分がどこまで、世界の醜悪さ、
残忍さ、冷酷さを直視できるのか、
試されているのだと思います。
自分の実力以上のところに
むやみに踏み込んでいくのは
危険極まりない行為なので
私もやろうとは思いませんが、
自分の人生から差し出された課題
に対しては、丁寧に向き合っていこうと
思います。
自分よりはるかに格上の器の大きな存在たちは
どんな風にそうした闇に対峙しているのか。
今の私には到底できないことを、
どうしたらやすやすとできるようになるのか。
絶対的な実力の差と言うのはあるものです。
遥かに先を行く存在たちに教えを乞うて、
自分の器が少しでも育つように
導きと守護を願います。
自分が恐れているものは、
自分の中にある要素でもあります。
あまりにかけ離れすぎて実感がない
ようでいて、実は固い封印がかかっている
だけなのかもしれません。
どこまで、その厚く閉ざされた
扉を開いていけるか。
外側の闇に対峙するより先に、
自身の内の闇にどこまで触れられるのか。
今一段の覚悟が要りますね。
けれども、やはり自分が統合できたレベル
までしか対応できないのだという原則は
同じなのだな、ということはわかりました。
自分よりはるかに先を行く先達は、
何と深い闇を抱え、そしてそれを越えてきた
存在たちなんだろうと、ただひたすら
感嘆するばかりです。
さて、これまで自分が思いもしなかったような
深い闇がじわじわ見えてきていますが、
進むべき方向性も分かったので、
後は行くだけですね。
深い闇を持っていることは、
決して悪いことではないし、
劣っている、恥ずべきことでもありません。
それだけ、その反対の光をも
マスターすることになるからです。
ただし、闇に溺れていてはいけません。
闇を鮮烈な統合の光に変容させる、
自分の中のアルケミスト（錬金術師）を
目覚めさせることです。
被害者にも加害者にもなることなく、
二元性を超えたマスターで在れ。