狂気と憎しみと責任転嫁

前々回の無料遠隔ヒーリングのテーマは
狂気でしたが、ヒーリングのせいか、

私自身も「鏡」を通して
自分の中に眠る狂気をまざまざと
見せられる出来事がありました。

久々の強烈な「鏡」だったわけですが、
私の中にあれがあるのだとすると、
これはもう、一刻の猶予もなく、
直ちに統合作業をしなければいけない!
と思ったので、早速ワークしました。

それは、
我を見失うほどの狂気に飲み込まれ、
見境なく責任転嫁し、憎しみを募らせる
怨霊のような姿でした。

お知らせと言うのは段々に近づいてくる
という傾向があるのですが、

最初は対岸の火事のような話として
耳に入ってきて、そのうちに
知り合いの知り合いの話、そして
身内の話になって、ついには
自分が当事者になると言う風に、

気付かずに放置していると、
自分が当事者になって
ようやく気付いてあたふたする、
ということになります。

振り返ってみれば、確かに
お知らせは来ていたけれど、
自分が当事者になるまで
放置してしまった自覚はあります。

というわけで、
これ以上こじらせないよう
かなり本気で取り組んでみました。

相手のその狂気を手掛かりに
自分の中を深く見ていくと、
確かにその人のように、
見境ない責任転嫁と逆恨みに
狂ったエネルギーが読み取れました。

猶予がなかったので、そこで即、
私は自身のあらゆる領域において、
恨むことと憎しみを向けることを
一切、止めると宣言しました。

相手にいかなることをされたとしても、
一切の恨みと憎しみを止めて、
自分の中に生じるあらゆる苦しみを
誰にも、どこにも責任転嫁しないで
受け止める!と決めたのです。

そういう事態に至ったプロセスには、
確かに自分自身の選択があったわけだし、
今回は被害者だったとしても、
別の場面では加害者だったかもしれない。

だから、
これ以上被害者と加害者のストーリーを
演じることを停止して、この連鎖を止める
と決めたのです。

憎しみや恨みは、自分自身の内に生じる
苦しみが受け止め難いがゆえに、
他者にそれをなすり付けるような
心の動きです。

要は、責任転嫁なんですね。

それをすれば、一時的には
多少は気持ちがやわらぐというのも
確かにあります。

誰かを恨めたらどれほど楽か、
というような状況を経験された方も
あるかもしれません。

そう、恨めた方が、楽なのです。

けれど、実はそれをするほどに
自分は無力になっていく
ということがあります。

あいつのせいで!と思うほどに、
自分を幸せにする力を相手に与え、
その力が自分を不幸にする力となって
返ってくるのです。

だから、人を憎めば憎むほどに
自分は無力になり、不幸に自ら
堕ちていくようなものです。

そのようにして、地獄に堕ちている
自分の気配が、自身の奥深くに
確かに感じられたので、
深く命の呼吸を送っていきます。

恨み、憎むことを止めると、
相手に転化していた苦しみが一気に
自分に戻ってきます。

それを、命の呼吸をしながら、
この身に受け止めるわけです。

地獄でもがく自分に
呼吸を続けろ。絶やすな。
と呼びかけつつ、体の中に噴き上がる
激しい感情のエネルギーを
受け止めていきます。

これは、他者を憎む替わりに
自分を責めるとかそういうことではなく、
純粋に、自分の中の怒りや悲しみや
傷ついた気持ちをそのまま生きる
ということです。

ちなみに、
ある程度ワークを実践されている方は
覚えておいでかと思いますが、
自責の念も、感情の蓋であり、
逃避です。

ここで逃げてしまってはいけません。

統合するには、どんな感情も
真正面から生きるのみ、
なんですね。

そのときに大切なのは、
常々書いてきている、自分の中心に
深く根を下ろしていることで、

強い感情のエネルギーを
自身の体に通過させていくときに、
ここにグラウンディングしていないと
踏ん張れないのです。

方々に責任転嫁させていた
エネルギーをあれこれ引き戻し、
自分を通過させていく。

息を止めるな、呼吸を続けろ、
と呼びかけつつ、ミシミシと
体を移動していくエネルギーを
追って行きます。

こうやって自分を地獄から引き戻し、
自身の真の力を取り戻していくのです。

この作業がいかに辛くとも、
地獄で無限の業火に焼かれ続ける
よりは、どれほどマシか。

恨みや憎しみに堕ちるのは、
何と言い訳しようとも
逃避であり弱さです。

それだけのエネルギーを
恨みや憎しみに費やすことができるなら、
自分の本道を生きるために、
同じエネルギーを振り絞ることも
できるはずです。

私たちは、本当に微妙なレベルで
当然のように、それはあの人のせいだ、
といった具合に責任転嫁をしています。

まだ完全には私の中の責任転嫁の気配が
消えていないので、地道に精査して
ワークを続けて行こうと思います。

それにしても、今回の出来事は
良い機会でした。

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