今日はちょっと抽象度の高い話で
わかりにくいかもしれないのですが、
大切なことなので、どうにかして
お伝えしてみたいと思います。
先日の「存在の響き」にも
繋がる話です。
人には、様々なエネルギーレベルの
層があるのですが、嘘をつくとき、
これがズレるのですね。
このズレが、その人の放っている
バイブレーションに影響を与え、
微妙な不協和音のような違和感を
生じさせます。
逆に言えば、この存在のレイヤーを
ぴったりと合わせた状態で
嘘をつくことは不可能なのです。
私はいつも、その人のこうした
エネルギーの状態を響きとして
感じ取ることが多いのですが、
こういうレベルの他に、
チャクラにもその人の在り方は
如実に表れて来ます。
これも、何度か書いてきていますが、
チャクラには、その人が何を決意し、
抑圧し、放棄したかなどが
そのままその状態に表れます。
よく、チャクラがこうなっているから
今の自分はこんな状態なんだ、
という捉え方をすることが
あると思うのですが、
本当は逆で、
自分の在り方が、チャクラを
そのような状態にしている
と言う方が正しいと思います。
人生を諦めていれば、
そのようなチャクラの状態になるし、
誰かや何かを決して許すまい、
末代まで祟ってやる!とか思っていれば、
それもチャクラに表れます。
絶対に達成すると決めている、とか、
真実を生きない、誰も信用しない
と決めていれば、やはり
そんなチャクラになるんですね。
どんなチャクラだよ(^^;
って思うかもしれませんが、
私がチャクラをリーディングをして、
読み取れたものをお伝えすると、
みなさん、腑に落ちるようです。
だから、私のセッションでは、
そういったエネルギーやチャクラの
状態を整えることを主眼にする
のではなく、
自身がこれまでしてきた選択を見直し、
本当は何を求めていたのか、
どうしたかったのかを根本的に
問い直していくことで在り方を変えていく。
その結果、エネルギー状態が整う
という流れでセッションしています。
自身の在り方を問うていくというのは、
一筋縄ではいきませんね。
私たちは、人生を歩んでくる中で、
たくさんのことを諦め、不満に思い、
恨み、無力感や無価値感に苛まれ、
あるいは、本当の願いを何かにすり替え、
何重にも自分を誤魔化して、
外の情報によって錯覚させられ、
本当の命の願いを聞く方法すら
忘れ去っていたりします。
本当だったら、
そんなことは誰しも当たり前に
知っているはずだし、
できることなのに。
私たちは、あまりにも自分の本当の声を
聞くことから、遠く離れすぎて
しまっているのかもしれません。
私たちの経験する生き辛さは、
自身の本当の声を聞くことから
離れてしまったがゆえに起こっている
と言っても過言ではないように思います。
本当のところ、
自分は何が欲しかったのだろうか。
今、自分が望んでいるものは、
何者かの意図がベタベタと乗せられた
コマーシャルによって
刷り込まれたものではないのか。
こんなにも誰かや何かに怒り、
恨むことが望みだったのだろうか。
うまくいかない人生に、拗ねている
だけなのではないか。
今この瞬間の自分は、
自分が本当に望んでいるものに向かって
手を伸ばしているだろうか。
紛れもないそれを、
今受け取れる自分だろうか。
受け取れない自分に、
言い訳をしていないだろうか。
自分が本当に欲しいものを
求めていないとき、
私たちのエネルギーは濁り、
鈍くなります。
力強さも輝きもなく、
くすんだ感じになります。
その鬱屈したエネルギーが、
こじれにこじれて、
嫉妬や劣等感、憎しみや八つ当たり
のようなものになっていくのです。
だから、自分の人生に不満が多い人は、
言い訳しないで本当に自身の望みを
叶える在り方をすることが
一番の処方箋になります。
ここで重要になってくるのが、
自分の本当の望みにしっかりと
触れることなんですね。
多くの人は、頭で考えて
自分はこれを望んでいるはずだ!
と考えているものがそれだと
思っていることが多いです。
けれどそれはマインドのレベルのもので、
そこには他者からの刷り込みや洗脳、
あるいは、別のものの思念が
多分に紛れ込む可能性が高いのです。
では、本当の望みをいかにして
識別するのか。
まずは、自身の奥深いところに
じ~っと心を澄ませて聞く、
ということをしてみてください。
モヤモヤしてよくわからない感じ、
詰まっていて息苦しい感じ、
居心地の悪い感じ、
あるいは、どこまでもす~っと
通っていく感じ。
ぴったりとはまっている感じなど。
自身の本当の願いに触れられるのは、
大体後者のような感覚のあるときです。
不安や迷いがない。
疑問の余地のないほど明確に
それだとわかります。
自分の中に嘘や矛盾がないから
エネルギー的にもズレがなく、
通っているからですね。
私たちはしばしば、
思考では捉えられないはずのものを
一生懸命頭で考えて探そうとします。
考えられないものだと、
途方に暮れてしまう方も多いのですが、
自分の真実を捉える感覚は
どうしても取り戻さないといけません。
だから、何となくでもいいので、
これは違う。こっちの方が近い、
みたいなところから、
始めてみていただきたいのです。
己の誠を生きることは、
自分の人生への誇りなのです。
今置かれた状況が
いかなるものであったとしても、
誇り高く在れ。
それは、在り方ひとつで
今すぐにできることです。
ただひとつ、
己の誠に生きるべし。
誇り高きあなたへ。